イヴ、おばあちゃんと観音屋へ。

いつだったか中学2年の担任に

『私はイヴが学校に行かなくなって

悲しかったけど

今は一緒にいれる時間が出来て

嬉しいと思えるようになりました』

と話した母。

なんちゅーことをイヴの前でゆーんや

と、

学校に行かない理由にしてまうやんか

と、その時は腹がたったけど

今だったら、私もその気持ちが、

そう思おうとしてくれた母の気持ちがわかる

父も私に内緒で

中学まで出向いて、いつでも車で送っていけるように

道を確認していた、と聞いた。

どうにか学校に行けるようにならないか

と、みんな心配していた

その時がくるのを

きっとそう遠くはない、と

みんな待っていた。