痔の手術後、医者に言われたことは

手術当日
①湯船に浸かること
②運動をすること
③アルコールや刺激物を飲食すること

以上3つはダメと言われた。
しかし、次の日からはオッケーと言われていた。

多分珍しいと思う。

本来は1週間くらい様子を見るものだけど、医者がいうなら大丈夫だろ、と湯船にはつかっていたが、アルコールは避けていた。

しかしこの日は同窓会。

久しぶりに会う元クラスメイトもたくさんいたのでわたしは平常心ではいられず、大好きなハイボールを飲んだ。

正直、アルコールにより悪化するということは感じなかった。
(飲む量や体質にもよるかもしれない)


10年くらいぶりに会う人や、はたまたこんな人いたっけ?という人まで30人くらい集まった。


みんな、久しぶりで顔と名前が一致しないということで、会の最初に一人ずつ、名前と、何組だったかと、今やってる仕事を発表することになった。

みんな、医者や先生や弁護士やお母さんやら、とても立派で煌びやかになっていた。

わたしの番になり、みんなの前で同じように発表した。

しばらく座っていたので立った瞬間少しお尻が痛く、わたしは自己紹介しながら頭の片隅で、"つい5日前にお尻の手術をしたなんて、だれも想像せんやろな"と思っていた。


どんなに痔で悩んだとしても、お尻は目に見えない部分だし、何より恥ずかしいので、なかなか人に悩みを打ち出せない。

悩んでいること隠しながらわたしのように生きてる人もたくさんいるのだろう。

この頃から私は痔について悟りめいたことを考えるようになった。