加齢や紫外線によるダメージ、また衣類の摩擦などが原因で、老人性イボは発生します。
特に、首はできやすいです。
「首イボ」とも呼ばれていますからね。
ポツポツと茶色のイボが大量にできると、見た目的にはかなり問題です！
何とも、気持ち悪いですからね～っ！！
とはいえ、健康上に問題があるわけではありません。
実は、老人性イボは良性の腫瘍で、体にとっては無害なんです。
もちろん、誰かに感染したりすることもありません。
反対に、悪性の腫瘍でウイルス性イボがあります。
イボはイボでも、色々と種類があるわけですね。
ウイルス性イボは、ウイルスが感染したことによって発生します。
「尋常性疣贅」や「ウイルス性疣贅」と呼ばれることもあります。
「ヒトパピローマウイルス」というウイルスが、傷口から入り込んで感染します。
手や足、四肢、顔にできやすいですね。
※ヒトパピローマウイルスは、100種類以上あります。
老人性イボが30代くらいからでき始めるのに対し、ウイルス性イボは子供や若年成人にできやすい傾向があります。
ピークは、12～16歳くらいでしょうか。
もちろん、イボの見た目にも違いがありますよ。
ウイルス性イボは、ちょっと魚の目に似ているかもしれません。
表面がガリガリしていて、小さな黒い点々の見られるものもあります。
やっぱり、見た目が美しいイボなんてありませんからね。（苦笑）
老人性イボの場合、本人が見た目さえ気にしなければ、治療の必要はありません。
市販薬や化粧品などを使って、ご自身でケアされている方も多いですよ。
ただ、ウイルス性イボの場合は、早めに皮膚科に行きましょう。
下手にいじって、増えたり広がったりしたら大変ですからね。
ところで、ウイルス性イボには「青年性扁平疣贅」というイボもあります。
若い人（特に女性）の顔や手の甲によくできますね。
薄い褐色をした平たいイボで、シミだと勘違いしてしまう方も多いようです。
1～2週間で自然に治ってしまうこともありますが、増えていくようなら治療をした方がいいでしょう。
私の友人は、この青年性扁平疣贅の治療で、皮膚科で処方されたヨクイニンをずっと飲んでいました。
もちろん、この他にもレーザー照射を受けたり、軟膏を塗ったりしていましたが、今ではキレイに治っています。
かなり長くヨクイニンを飲んでいましたが、
「イボにヨクイニンがいいっていうのは、本当だったと実感したわ」
と言っていました。
もちろん、ヨクイニンは老人性イボにも効果的ですので、是非、ヨクイニン錠やサプリメントを試してみて下さい。
ハトムギ茶も効果的ですよ！
それにしても、ウイルス性のイボは老人性イボよりも厄介な存在ですね。
見た目も悪いし、しかも悪性！！
「あれっ？このイボは老人性イボではない！」と思ったら、一度病院に行ってみて下さいね。
もちろん、老人性イボの治療も皮膚科でできますよ～！