「食欲の秋」の由来について説明しましたが、次なる疑問はなぜ秋になると食欲が増すのか、ということ。そこには精神状態を安定にするための、ある神経伝達物質が大きく関係していたんです。


セロトニンが関係している
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、満腹感を与えて食欲を抑える働きがあります。(※1)この成分は、日光に当たる時間と比例していて、陽の光を浴びる時間が短いと減り、長ければ増えるのだとか。(※2)

つまり秋は日照時間が短いので、夏に比べて太陽の光を浴びる時間が短く、かつセロトニンの分泌量も減るので、食欲が増えると言われています。