18歳で
初めて一人暮らしをした時、
寂しくて寂しくて仕方がなかった
でも
家が嫌いだったので
帰りたいとはこれっぽっちも思わず、
友達と遊んでいない夜は
アパートで一人瓶ビールを飲んで
(あの頃は缶より瓶が主流だった)
寂しさを紛らわせていた
酔うと余計に寂しくなるのに
端から見たら
「popiは自由でいいなぁ」と思われていただろう
でも私は
門限のある友達がとても羨ましかった
それが
子供に対する親の愛情だと思っていたから
私の両親は
私が何をしても口を出すことはなく
進学も就職も夜遊びも、、、、
子供の頃から独立心が強くて、
と言うより
親に頼ることを知らなくて
親もそんな私を手がかからない子、と思っていて
それがずーっと続いていた
最初から最後まで
で、
その頃は勿論スマホなんてなかったから
頻繁に友達とやり取りをすなんてことなかったけど
今は何といってもスマホがある!
かといって
全部の友達と頻繁にラインをする訳ではないが
一人、中学からの友とは週に5日は
一日に何回もやり取りをする
それも別に特別な話ではなく
会話するような感じで
月が綺麗とか
こんなアイスを買ったとか他愛もないことが多い
彼女は今は
仕事をリタイアした旦那様と2人暮らし
お互い、子供達が帰省している時は
何気にラインはしないようにしているが
性格は全く違うけど
食べ物の嗜好や
物事の考え方に似ているところが多いので
ラインのリレーをしていても苦にならないのだろう
今日は
全く同じ雲が見られて二人で喜んでいた
シンプルな雲だったので
とっても分かりやすかったのだ
20kmしか離れてないから
いつも同じ雲が見られるはずだけど
なかなかそれが難しいのよね、何故か
なので
このラインのお陰もあって
今は一人でも
ちっとも寂しくないのであります
半世紀もたつと
世の中変わるものねー
でも
戦争だけはもう起こさないでほしい
切なる願いです

