今日の仕事中の事。
窓口に来られた女性弁護士が、
こちらの「それは規定でできません。」と頑なに男性職員が
返答していたら、、、、、、
突然顔を真っ赤にし、震えながらパニック状態に。
(詳しい事は書けないのでもどかしいです)
今まで生きていて、そんな状態の人に出会ったことのない私は
どうしてよいか分からず、ただ「大丈夫ですか?」と
声をかける事しかできなかった。
と、そこへ
毎日窓口に来られる、60代後半の女性が
何気にその弁護士の肩を抱いたのです。
もちろんその二人は何も関係がない方達で
どちらかというと私はその女性に対して
あまり良い感情を持っていませんでした。
それが、まるで「落ち着いて、大丈夫だから」とでも言うように
何気に肩を抱いたのです。
それは数秒の事で、弁護士さんはそれでも暫くパニック状態でしたが
私はその女性の行動に驚き、尊敬の念を抱いたのでした。
全くの赤の他人で、異常な状態にいる人にそっと触れる人間味。
なかなかできる事ではありません。
それに比べて
私ったら、、、、、。
人は見かけによらない、つくづく思い知らされました。
私も、ただ歳をとるだけでなく
こんな人間味溢れる人になれるよう
日々精進しなければ、と強く思った次第です。
この気持ち、今だけでなく持ち続けねばね!
