中年以降の人の顔が一気に老け込む原因の一つに体重減少があります。

 

病気によって体重減少を起こすことが多いのですが、自らダイエットに挑戦して減量には成功したけれど、顔は老けてしまったというケースも見受けられます。

 

呼吸法によるダイエットによって有名になった男性俳優Mさんも、確かに体はスリムになりましたが、顔だけを見ると明らかに減量前の方が減量後よりお若く健康的に見えます。

 

ふくらました風船の空気を抜くと、風船のゴムはふくらます前と比べて伸びてシワシワになってしまうように、痩せると顔の皮膚はシワシワにたるんでしまいます。

 

10~20代の若い時はまだ皮膚自体の張りが保たれてるので、痩せてもたるむことは少ないかもしれませんが、加齢によって皮膚の張りが失われた人が体重を落として顔が痩せると一気に顔のタルミが悪化します。

 

そういう意味では少しでも老けないようにするためには、加齢とともに少しずつ太った方がいいとも考えられますが、肥満は成人病を招く原因となりますから難しいところです。

 

 

 

 

ダイエットによってたるむのは何も顔の皮膚だけではありません。

 

中年以降に大幅に脂肪を減少させれば体の皮膚だってたるみます。

 

ライザップという会社のCMがありますが、減量前は衣服を脱いだ状態のお腹を見せておきながら、減量後は服を着たままの映像しか流れないコメディアンや経済評論家の方がいらっしゃるのにお気づきでしょうか。

 

私が想像するに、あのお二人の減量後のお腹はCMでは晒すことができないくらい皮膚がたるんでしまっているのだと思います。

 

それは決してライザップのせいではなく、大幅に減量すれば皮膚が余ってたるんでしまうことは当たり前の事なのです。

 

中年の人がお腹の脂肪吸引を受ければ、脂肪が取れた分だけ特に下腹部の皮膚はたるみます。

 

皮膚のたるみ方が酷い場合は余った皮膚を切り取る以外には方法はありません。

 

 

 

 

 

先日、当院でサーマクール治療を続けていらっしゃる66歳の女性の方が年に1回のサーマクール治療にいらっしゃいました。

 

その方は痛みに強く、当院では最も強いエネルギーで照射を行っている患者様の一人です。

 

ちなみに痛みに強いからといって、一定以上のエネルギーでサーマクール照射は行いません。

 

無理をすれば火傷のリスクが高くなるからです。

 

 

 

 

 

一般的に頬上部から首に向かって照射を進めていくと、徐々に痛みを感じやすくなるのでエネルギーも徐々に下げていくのですが、その患者様の場合はフェイスラインまでエネルギーを落とさずに照射が可能です。

 

患者様(減量前の体重約65㎏)がおっしゃるには、今年の夏の2ヶ月間に6㎏の減量に成功したのだけれど顔が全然たるまなかったというのです。

 

ご自身も減量すれば顔がたるむかも知れないということがわかっていたものの、サーマクールの効果に期待して減量してみたら全然たるまなかったので驚いたということです。

 

2ヶ月で6㎏というのはかなり無茶な減量で、通常なら顔がかなりげっそりしてしまっても不思議ではありません。

 

たるみ方には個人差があるのでどれだけサーマクールが貢献したのかはわかりませんが、良い影響を与えていたことだけは確かだと思います。