☆阪急杯
【第68回・G3】
阪神競馬場・芝1400m(内回りAコース)
4歳以上オープン/別定/高松宮記念トライアル
◎⑯アサカラキング
○①ウインマーベル
▲⑦スマートクラージュ
△⑮ダノンティンパニー
△⑱メイショウホシアイ
自信度:C
予想は馬体重の大幅な増減の有無による影響、パドックでの状態などを十分考慮の上、馬券は自己責任でお買い求めください。

先週のフェブラリーSは三連単153万馬券が飛び出す大荒れの結果となった。

もし正解があったとするならば、有力馬と前哨戦勝利馬がこぞって不在となったレベルの低下を鑑みて、サウジカップの開催が続く以上、これまでのフェブラリーSとは今後の傾向が変わってくると見て、これまでは切り捨てが常識だった初ダート組が今後は実力次第では走ると判断して安田記念で走れていたガイアフォースから入るしかなかった。
しかし、勝ちきった事実とそれを当てている人がいる事実を鑑みても、G1でペプチドナイルと藤岡佑介騎手は筆者は絶対に評価できなかったし、例外の結果だと思っている。

競馬に「例外」はつきもの。しかし、例外を追いかけていては競馬では勝てない。
正直に言って以下の馬券でほぼ間違いなく当たると思っていたのでショックは大きかったが、なかったものと思って切り替えたい。



■テーマ

阪急杯の狙い方はもちろんあるが、今日は「雨」。
早々たるメンツが勝ってきた当レースも、今年はメンバーレベルはかなり低い。不確定要素が大きく勝負するには値しない。

「大きく負けた後」も慌てて取り返そうとしてはいけない。

競馬は毎週やっている。慌てることはない。
一年間の競馬が終わった時に大きく勝っていて、趣味や食事に浮いたお金を使えていればそれでいいのだ。

参考程度だと思って見てもらいたい。

■狙い方のポイント

阪急杯は1着馬に優先出走権が与えられる「高松宮記念トライアル」のレースではありながら、中身はそうではない。
キリッキリのスピードで駆け抜けるスプリンタータイプよりもマイラー寄りのスタミナと持続力がなければ走れず、といってマイラーではスピードが足りないため「1400mのスペシャリスト」という専門業者が大活躍することになる。

そういうと一見カッコよく聞こえるが、日本中央競馬には1400mというG1は存在しない。
スプリンターズSや高松宮記念ではスピード負けし、といって安田記念やマイルCSでは到底通用しないというかわいそうな運命になる。
従って「このレースでこそ」の馬を狙いたい。
ダイアトニック、ダノンファンタジー、サンカルロ。
そういった馬を狙うレースである。

■予想詳細

本命はアサカラキング!

三歳馬だった昨年の秋までは中距離を走っていたが、パッとせず7戦2勝。そこで1勝馬だった暮れにマイルに距離を短縮してスピードで押し切り勝ちすると、さらに距離を1400mに短縮したジングルベル賞では馬が変わったように圧勝し、年が明けた準オープンの山城Sも2馬身半差を付けて一発でクリア。
ハッキリ「自分の距離」を見つけた形となった。

前に行く馬が見当たらないメンバー構成なので展開面でのアドバンテージは大きい。
雨なので15番枠から外を回れるのもむしろプラスで、キズナxキングヘイローならパワー馬場はこなせるだろう。