昨日は娘の誕生日でした。

 毎年、この日には、よみがえる「悲しい出来事」があります。

 

 

それは、小学生だった娘の誕生日。

 

 

家族でお祝いしようと予約していたバースデーケーキを買って、家に戻った時です。

 


娘が嬉しそうにケーキを抱え

車から降りようとしていました。

 

 

その時。私。

 

 

「ケーキを落としたら、いけんよ(ダメよ)」

 

「ケーキが壊れんように

 

ケーキのことが

ただただ心配で何度か言ってしまいました。

 

 

 

そしたら、何が起きたと思います!?

 

 

 


そうです!!

 

 


 

その言葉のとおり

 

 


娘はケーキを落としてしまいました。

 

 

真っ青です。

さっきまで嬉しそうにしてた娘の顔が

一気に不幸のどん底に落ちたような顔になりました。

 

 

気まずさ満載の中

家族みんなで崩れかけのケーキを食べました。

 

 

この時、私は心の中で、

 

「ああ〜。この子は私に似てドジなんだわー」

と、娘のいく末を案じてました。

 

 

それ以降、誕生日が来るたび、

この出来事と娘の悲しそうな顔を思い出してしまいます。

 

 

 

で・す・が・!!!!!

 

 

私の放った「言葉」が原因でケーキを落としたなんて、これぽっちも思っていなかったですけど、

 

 


今はわかります。

 

 

 

この時、本当のところは何が起きていたのか!?  が…

 

 

「ケーキを落とさないように」

「落とさないように」

 

と、

 

 

優しさのつもり。

励ましてるつもり。

でいたけれど、

 

 

その言葉の影響で娘を緊張させてしまい

その言葉に暗示をかけられたように

 

 

その言葉のとおり

ケーキを落としてしまったのです。汗

 

 


「落とさないように…」ではなくて

 

「まっすぐケーキを持とう」とか

「ゆっくり丁寧に運ぼう」とか

 

言葉をかけてあげれば、

結果は違っていたのではないか

そう思うんです。

 


 

「娘よー。ごめんなさいねー。」

 

 

 

娘2人を育ててる最中のこと

振り返ってみれば

 

自分の使っていた「言葉」が

どれだけ強い影響を与えていたんだろう!?

 

 

と、

 

ぎょっとします。

 

 

 

遅刻しないように

 

ケガしないように

 

ケンカしないように

 

風邪ひかないように

 

カラダ冷やさないように

 

悲しい思いをしないように

 

他にも、いっぱい言った。

 

 

言った。

 

言った。

 

言った。

 

 

本当に言い続けてましたー。汗

 

 

 

これらは、

ぜんぶ私の心の奥にある『恐れ』から発した言葉です。

もちろん、無意識にです。

 

 

 

なにかを

失ってしまう 恐れ

無くしてしまう 恐れ

不幸になってしまう 恐れ

 

 

いろんな恐れが私の中にあり、

 

娘たちがそうなってしまう恐れからの

言葉を作り、使っていたのです。

 

 

_| ̄|○   優しさのつもりだったんだけどな〜

 

 

 

遅刻しないように

  🔻

8時30分までに学校に着こうね

 

 

ケガしないように

  🔻

安全にね

 

 

ケンカしないように

  🔻

仲良くね

 

 

風邪ひかないように

  🔻

温かくしようね

 

 

悲しい思いをしないように

  🔻

今日も楽しんで

 

 

って、

今ならそう言います。

 

 

 

 

でもこれって娘たちに対してだけではないんですよね。

 

主人にも母にも妹にも…

友達にも…かつての仕事仲間にも…

お客様にも…

 

 

ずっと長い間『恐れ』の感情が

心の中に満杯になるぐらい溜まっていたのに

それに気づかないでいたのだから

 

どれだけの恐れの言葉を使っていたか

検討もつきません。

 

 



でも、

この『恐れ』から発せられる言葉を

 

 

常に四六時中、

一番多く聞かされて

一番影響され続けてきたのは…

 

 

わたし なんですよね。

 

 

 

朝起きてから寝るまで

いや、もしかしたら夢の中ででも

ずっと『恐れ』の言葉と共に生きてきたようなものです。

 

 

もぉ!!ホントやだわ〜。

 

 

 

mikex7によるPixabayからの画像

 

 

 

でも、気づけて、良かった〜

生きてるうちに気づいて良かった〜

 

と、思います。

 

 

だって、未来で会える孫に対しては変わりますから!!笑

 

 

 

今度娘たちが帰省したら

 

 

「ごめんねー。母は、

そんな暗示をかけるつもりなんかなかったし、

 

悲しい結果を引き寄せることになるなんて

そん時は知らんかったんよー。

 

 

こう言って、謝ろうと思ってます。笑

 

 

 

 

って、『恐れ』の感情について

もっと書きたいことは別にあるのですが、

長くなるので、また次回にします。

 

 

今日もここまで読んでくれてありがとうございました。