中東のアラブ首長国連邦・ドバイで
2014.2.24 ~ 2014.3.1 の期間で開催された
ドバイ・デューティーフリー・テニス チャンピオンシップス
ATP ワールドツアー500で3月1日に決勝が行われ
準決勝で今大会第1シードのジョコビッチと対戦して
最近3連敗中の フェデラーが 3-6・6-3・6-2 で勝利を収め
決勝は世界ランク6位今大会第3シードのベルディッヒと対戦しました
ベルディッヒは来月4月に東京・有明で開催される
国別対抗戦デビスカップのチェコ対日本で
錦織と添田が対戦することになる手強い相手です
決勝は日本時間3月2日深夜0時に開始され
第1セットはフォアーハンドエラーの多さとファーストサービスで
ポイントが取れないフェデラーが流れを作れず3-6で奪われたものの
第2セットは先にブレークされてもすぐにブレークバックして
3-3 となったところから流れもお互いのメンタルも変わり
フェデラーのファーストサービスコースも良くなり
アンフォーストエラーも減りネット奪取も増えて圧力をかける事もでき
速い攻めで相手を振り回し構えて打たせない場面も増え
6-4 で取り返して 1セットオールに持ち込み
そのままの流れでファイナルセットを戦えたフェデラーが
先にブレークして 4-2 とリード
ボールで始められる第7ゲームのキープが重要になります
最近のフェデラーはこのような場面で王手をかけられず
ブレークバックされて追いつかれて負けることが多く
昨シーズンは6月にドイツのグラスコートで行われた
グレードの高くないATP250の大会で1勝するのがやっとでした
今シーズンは早い時期の3月に優勝できたこと
ATP500の大会での優勝であることも意味があります
特にドバイで優勝したシーズンは成績が良いので期待大です
今大会はこの大事な第7ゲームもキープして 5-2
続く第8ゲームはベルディッヒもマッチポイントを逃れてナイスキープ
そして第9ゲームでフェデラーが危なげなくキープして優勝を手にしました
ATP 500 の大会の中でも世界ランキングトップ10から
ジョコビッチ・デルポトロ・ベルディッヒ・フェデラー・ツォンガの5人が
参戦した中での優勝は素晴らしいものでした
今大会の優勝で生涯優勝回数も77回のマッケンローを抜いて
ロジャー フェデラーが78回となり歴代3位となりました。
因みに2位はレンドルの94回
歴代1位はコナーズの109回です
この試合のスタッツは以下のとおり
この大会の賞金とポイント
フェデラーのドバイ大会優勝は6度目