私が小学生の頃住んでいた所は少々交通の便は良いながらも結構な田舎でした。そしてそこの殆どが昔から ある家で、他所から新しく入ってくることはあまりありませんでした。うる覚えですがちょっと閉鎖的な感じの村だったような気がします。
 ある時そんな村に2人の姉妹が転校してきたのです。ここにくる前は都会の街に住んでいたようで、他の子とはちょっと違った雰囲気をもつ女の子でした。

 そしておなじ頃 その村の中に何やら見慣れぬ建物ができて、週に何度かそこで集会が開かれているのを見るようになります。その子の家はこの付近に ”ある宗教” を広めるためにやってきたことを知りました。
 それから学校付近、村の集会所などで勧誘ビラを配るひとがたびたび見かけるようになったのです。

 これは私が小3か小4の頃の話ですが、この時始めて宗教というものの存在を知りました。その宗教が何だったのかは書きませんが、有名な団体です。休みの日には子供を連れ 日傘をさした親子(?)が各家を回り ビラを配るとともに 色々説明していくのですが、私にはそれがもの凄く異様な光景に思えました。そしてその様なことが子供の間でも噂されるようになった頃 この姉妹は仲間はずれにされている事を知ります。

 宗教の自由はあるし、この子達は何も悪く無いのですが、閉鎖的なあの村ならそうなるのも必至と思えてきます。おそらくビラ配りにあったうちの人は家族にも「こういうひとが来てこんなの置いていったよ」といった話をするでしょう。それを子供が聞けば「あの子のうちが・・・」という話が広がり、関わりをもちたく無いと思うでしょう。その結果 仲間はずれやイジメに発展する。その子が良い悪いの話では無いんですよね。
結局その子達は私が小学校を卒業する前にまた転校していきました。


 高校の頃は駅前で「あなたの幸せを祈らせてください」と引き止める”手かざし系”と言われるひとが現れます。私も何度も声をかけられました。別の高校の友人から知り合いがその人達に連れていかれたという話もありました。


 また知り合いが “狐憑き”と診断されて何かの宗教に入信。多額の相談料(お布施)で半家庭崩壊にいたったこともありました。


 私が若い頃に身の回りであった出来事です。
その上 地下鉄サリン事件や集団自殺、合同結婚式などのニュース。
 そんなことから私は宗教自体を嫌いになりました。でもうちが無宗教というわけではありませんよ。だからといって それを好きでも信じているわけでもありません。

 ここ最近 様々な宗教絡みの事件や勧誘された人のブログを見てきました。そしてますます宗教が嫌いになりました。
 そう言いながら何故宗教絡みの体験談をよみあさつさいるのか?それは宗教の話がファンタジーとしておもしろい点と、宗教にハマる人に興味があるからです。いやホントに、なぜ見知らぬ人をあっさり受け入れてしまうのか?何故それが真理だと思えるのか?不思議でなりません。