13年前の東日本大震災で津波被害のあった大船渡の市街地は、道路も整備され、港関係の建物はもちろん新しい商業施設やホテル等が点々と建てられていますが、個人的店舗や住居は目に付きませんでした。
BRT大船渡駅近くに、新しく建てられた「おおふなぽーと」(大船渡市防災観光交流センター)があります。屋上へ続く外階段は幅が広く、一目で大勢が一気に上る避難を前提に造られているのだと察しました。やはり一時的津波避難用ビルでした。
高い所に上るのが好きな私は、股関節痛治癒の現状確認を兼ねて、登ってみました。傾斜が適切だったのか、全く痛みを感じずに上れ、嬉しい限りでした。
屋上からは山と湾に挟まれた新しい街が望め、四方のフェンスには震災以前の街並みの空撮パネルが飾られていました。他所者の私にも感慨深いものでした。
↑細長い湾に沿って新しい防潮堤が整備されていました。