2月の満月にお味噌を仕込む
毎年、繰り返される大切な作業
お味噌汁は、日本人にとって、いのちの点滴らしい
だから、その土台となる大事なお味噌は、家で熟成させる
大豆は、万能で、畑の肉とよばれている豊富な野菜だけれど、
陰性で、その毒を、時間と塩と麹をつかって、1年から何年もの日々をかけて
陽性なお味噌という、大切なくすりになる。からだをあたためて、人のいのちを
きゅっとしめて豊かにさせてくれる大事なもとに。
2年、3年と熟成するうちに・・・どんどんクスリになっていくお味噌さん
毎年、多賀の智恵のつまったすてきな方が監督です!
まずは、大豆を薪でぐらぐらとやわらかくしていきます
杵と臼はすごい!すぐに大豆がつぶれます
今年は、自家製のお米に、蔵付きの麹菌をつけて
麹をつくっていただきました。
麹菌も、今は市販のつくられた麹菌ですが、
もともと蔵に住んでいる麹をつかって、玄米の麹をつくっていただいたのです。
いろんな家に、もっと麹が住むような環境を整えたいな~
本当に、麹の発っしている、やさしい気が、気持ちよくって大好きです
あとは、大豆と麹と塩をよくまぜ、桶にぶち込みます!
美味しく熟成しますように・・・
最後は、新しい智恵
酒粕を上にのせます。
神社の方と一緒に仕込んだのですが、
巫女さんからおしえてもらった智恵で
この酒粕と一緒に、粕汁をいただくといいそうです。
黴も防げて、すごく合理的です。
今年はうちの米とマルナカさんの蔵付き麹菌
みたて農園の大豆、さいごに七本槍の酒粕
近所のおばあちゃん、みそ仕込みかあちゃんの会、
人の手に感謝
一つのものには、本当にいろんな人の手がかかっています。
新ためて、実感しました。