ライトノベル【Bom!No!!】002:最悪の誕生日(4)
「スリー!ツー!!ワン!!!カンカンカンカンカンカン♪」
「………ふぉぉむ…ふむみみ……まむ?(フォールする意味ある?)」
「より勝った気分を味わいたいんだもん!ふんっだ!!」
「ふぁいはむも…はんもうびば。(最悪の誕生日だ。)」
「誕生日なんだ?おめでと。ロウソクみたいでお似合いだよ?」
「もまめまんめ、めんみまんまままみ!(お前なんて、天使なんかじゃない!)」
「うるさい!煩悩!!」
意味も分からないくせに。
これが初恋の女の子の本性だなんて。
「そうだ、誕生日プレゼントあげる。今日から、煩悩を、あたしの子分にしてあげる!」
「もんまもむ、みままみ(そんなもの、いらない!)」
「煩悩のものはあたしのもの、あたしのものはあたしのもの!いい?」
お前はどこの怒羅夜鬼幼稚園のガキ大将だ。
「じゃあ、またね、煩悩。ナイナイよりも面白かったよ。また遊んであげる。」
「まむめめむめまみも!?もーみ!!(助けてくれないの!?おーい!!)」
そんなこんなで、この後、
通りがかりのおばちゃんに事件と勘違いされ、通報された。
警察には、『女の子にやられた』といっても信じてもらえないし、
父ちゃんと、母ちゃんには、『本当のことを言いなさい!』と何度も怒らるし、
病院の先生には『打ちどころが悪かったのでしょうね。』と言われ、入院させられる始末。
本当に最悪な誕生日だった。
しかし、誕生日パーティーはまだ終わってはいなかったのである。
(5)へ続く→ http://ameblo.jp/i-my-me-mamy/entry-10553092013.html
ライトノベル【Bom!No!!】002:最悪の誕生日(5)
ミカには、その後も、散々な目に遭わされた。
何かと、良く出くわすのだ。
お気入りの漫画とゲームは全部取られ、
「ムシャクシャする」という理由だけで、エビ固めを決められ、
中2の時には、剛田とのストリートファイトで、盾にさせられた。
まぁ、ミカが即効で倒してくれたおかげで、一発で済んだのが幸いだったが。
「煩悩も、たまには役に立つじゃない。ご褒美。」
そういって、生まれて初めてのチューも奪われた。
初めて会った時から、こいつにはいろいろ奪われっぱなしである。
ただ、こんな危険なミカを、好きなままでいいのだろうか。
こいつを彼女にする?
いや、いや、いや、いや、あり得ない。
こいつに今まで、どんな目に遭わされて来たかを忘れるな。
諦めた方が、身のためではないのか?
そんな葛藤を抱えながら、今現在に至る。
そう、高校3年の春が始まるのである。
恋の季節、春。
俺はミカに告白する!
場所はもちろん、決まっております。
初めて出会った、あの公園。
『おっぱい公園』で!!
003:【死ぬ気の告白】に続く → http://ameblo.jp/i-my-me-mamy/entry-10564381261.html
プロポーズの言葉広場のぉーーー
おもしろさがわからーーーーーーん!!!!!!
てなわけで、
なぞかけw
結婚と掛けて、
おでんと解く、
その心は、
どちらもフーフー♪
ベタだーーーーーーーーーーーーーーー
ひーーーーーーーーーーはーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!