香川へ食材探求⑤ 「ヤマロク醤油」さんで感動したこと | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。


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ヤマロク醤油さんに、6年ぶりに再訪、5代目山本康夫さんとも再会できました

http://yama-roku.net/index.html

 

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ヤマロク醤油さんの創業は江戸時代の終わり頃~明治の初め頃。醤油屋としては昭和24年で、それまでは醤油を搾る前の「もろみ」を卸販売する「もろみ屋」だっとか。

 

 

 

今は、ひっきりなしにテレビ放送や世界各国からもお客様がお見えになる醤油業界ではかなり知られたお方のお一人です。

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その魅力は出来上がった「木桶仕込み ヤマロク醤油」そのものであり、

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山本さんのお人柄「木桶仕込み 醤油」への熱意!
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。。。。。

 

現在小豆島には大小20軒弱(明治の最盛期は大小約400軒)の醤油メーカーがあります。そのうち「木桶」で作っているのはわずか3軒のみ。この素晴らしいお醤油と木樽をいかに後世に伝え続けられるか・・・

 

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以下、五代目山本さん曰く▽

ヤマロクのもろみ樽は、三十二石(約6000リットル)の大杉樽を使っています。一つ一つが手作りなので大きさは多少違いますが、直径約2m30cm、高さ約2mの大杉樽が40樽。半分の大きさの樽が17樽あります。

 

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木造平屋で床は土間、壁は土壁。見た感じボロボロですが、そこがポイント。実は樽以上に、梁や土壁、土間の中には百種類という酵母菌や乳酸菌たちが暮らしている

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樽職人さんの目利きでは、使い始めてから既に150年以上経過しており、大切に使えば孫の代まではなんとか使えるとのこと。ただし産業構造の変化から杉樽職人が激減していることが未来の大きな不安材料でもあります

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醸造用の木桶を製造する桶屋さんも残すところ「1社」のみとなりました。 このままでは日本の伝統文化が消えてしまいます。どうにかしなければなりません。

△△△


このお話は6年前にも仰っていたのですが、、
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どうにかしなくては・・・

 

そこで2009年に可能な限りの借金をして桶屋さんに「新桶」を9本発注されました!

 

 

周りにはアホ扱いされましたがね。笑  と、山本さん

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その時桶屋さんから言われた一言が強力で。

醤油屋から新桶の発注が来たのは戦後初だよ。」・・・

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減少に向かう木桶仕込みの醤油、どうにかしなければならない山本さんの思いは募るばかり、、
 
 
近くに行くと菌の声がします。すごい!
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味噌にも見える醤油。近くに寄ると更に生きている菌の音が大きく聞こえてくる

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新しい木桶を数本作ったところで、このままだと日本の伝統的な醸造文化が消滅するのは時間の問題。。。

 

 

 

 

そして、山本さんはこの不安材料を自らの手で解消!

 

 

下矢印

自らが木桶職人として修行に入り「新桶」を作る。さらに「木桶職人復活プロジェクト」も結成

 

 

 

 

 

案内された場所に、こんなすごい新桶がー!!!

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キチンと竹が巻かれ
 
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水を入れてテスト中でした
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大きさを体感させて頂きました
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大工さんでも、もちろん木桶職人でもない山本さんが作る醤油の木桶。1滴も漏れないで完成させている凄さ。熱意もすごいが技もすごい!あまりの感動に涙が止まらなかったです。
 
 
 
 

この大きさの樽は人が3人いないと組めないそう。徳島「司製樽」の職人さんと作っていらっしゃいます



木桶職人復活プロジェクト詳細下矢印

http://yama-roku.net/yamaroku/oke-project.html


。。。
 
 

考え方やお話しの内容も素晴らしいですが、6年前に仰っていたことを有言実行されているお姿にも感動。私自身も6年前は独立していなかったし、探求し続けられている今再会できて嬉しかった

 

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和食を後世に残す事は、「醤油」「味噌」「酢」「味醂」「酒」など発酵調味料の「本物」を残す事 でもあります。これからも応援するぞ!

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。。。。。。ちなみに下矢印

国内に現在3000~4000本残っていると言われる大杉樽。小豆島には1000本以上の樽が残っており、これだけ醤油蔵が密集している地域は小豆島だけ!

その中でも「マルキン醤油」さんの木桶数は圧倒的だそう
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今回は見学できなかったですが、
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敷地内 全ての蔵にズラーッと木桶が並んでいました(外からガラス越しに許可を得て撮影)
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マルキン醤油ソフトクリーム。食べながら胸がいっぱいになった。笑ってるけど、心は燃えてます。
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小豆島=「木桶仕込みの醤油」
醤油も木桶も作る人も地域の素晴らしさも伝えていかなくちゃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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