大阪の吉村知事が「大阪の歯科医院5500軒にクラスターがゼロ❗️是非とも専門家は分析を❗️」とおっしゃっていました。

コロナ以前より、我々歯科医療従事者は日々感染対策を講じてきましたが、私個人としては歯ブラシの仕方、頻度がカギを握っていると考えています…

なぜならば、感染対策を講じている病院や一般医科の医療従事者ではクラスターが発生しているからです……

以下に私共が実践しているコロナ対策の一環としての予防の手順、ブラッシング法の要点をお知らせ致します。(ご参考までに)

①マスクを外したら、先ずは手に石鹸を付けて流水下で3回洗う。(ある実験によると、石鹸を付け洗う→流す→石鹸を付けて洗うを3回繰返すと99.9%のウイルスを落とせるとの実験結果より)
②手で流水をすくい、下を向いたまま口をすすぐ。この時、上には絶対に向かない事。(上を向くと前歯付近に付着していたウイルスが咽頭に…)
③下を向いたまま、上下の前歯(笑った時に見える歯の表面)だけブラッシングし、口を3回すすぐ。この時も絶対に上を向かない事。
④下を向いたまま、奥歯をブラッシング。この時も磨き終えて口をすすぐまでは下を向いたまま。
⑤一通りブラッシング終えてから初めて喉のうがいをする。

マスクを貫通したウイルスが、前歯に付着している可能性があるので、そのウイルスを洗い流してからうがいをしないと、結果的に咽頭にウイルスを流し込む事になりかねない事を念頭に日々ブラッシングすべきかと思います。

歯周病菌が出す酵素がコロナウイルスの開裂(トゲトゲの部分が開いて感染する)を促す事が専門家により明らかにされている今、先ずはお口の中から歯周病菌を一掃する事が感染予防になるのではないかと思います。

さすらいのインプランター