80年前の今日は長崎に、先日6日は広島に原子爆弾が落とされ多くの命が失われた日です

広島の平和記念式典での小学生2名のスピーチを聞いた方はいるでしょうか?
原稿に目を落とすこと無く、真っ直ぐ前を見つめながら実に堂々と

(4分40秒)
左の男の子は普段から平和記念公園にて自分で勉強した英語でボランティアガイドをしているんです


聞いてない方はぜひご覧ください
いや、唯一の被爆国である日本国民は聞く義務があると思う


この映像をテレビで見ていたのですが、その後のコメンテーターの意見に共感しました

「感動的なスピーチ。感動しました。

(中略)

スピーチの中に『多様性を認め、相手のことを理解しようとすること』という文言がありましたが、ここですよね。

他者に対する想像力。

自分のことが一番大切なのはしょうがない。

それは当然。

でも、想像力ぐらいは働かせましょうよ。

困っている人がいたり、戦争で傷ついている人がいると想像すれば、じゃあ私たちはどうするべきかって、良心を持っていたら誰もが気づくことができるはず。

それをこの2人にもう1回、教えて頂いた気がします」


さらに…

「多様性の問題とか、外国人の問題、政治の世界で出ていますが、核兵器が一番割安と言っている人が、この2人の前でその同じ話ができるのか?と言いたい


・・・・・

想像してみてみましょう
「核で抑止する」という行為を自分達の小さな世界に置き換えると、
「自分に何かしたら撃つからな!」といつもピストルを携えて身構えている日常で安心して暮らせるか


しかし、先日の参院選で当選した議員のうちアンケートでは日本の核武装に賛成する議員がなんと8人もいるんです

核兵器廃絶を訴え続けたことを評価されたノーベル平和賞にはなんの価値があったのか、と落胆します


しかし、絶望ばかりしてもいられません
「ビリョクだけどムリョクじゃない」
頑張っている頼もしい若者がいます

「核兵器の傘にいれば安全」と諦めているのは大人なんだと思います