コツコツ製作中 | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

あとは裏の文章を書くだけというところまでたどりついた紙芝居制作。
これは、先月開催した紙芝居作家さんの講演会のオプション企画「紙芝居を作ってみよう」で制作することになったもの。

本来は12枚組の紙芝居キットを、6枚に減らして希望者に配布しました。
こないだの日曜日あたりに締め切りを設定して、なんとか作品を提出してもらうようにみんなに頼みました。
さて、どれくらい集まったでしょうか。若干不安なんですが。

で、私も一つキットをもらってきていたんですが、シナリオ書きに追われてて、なかなか着手できませんでした。
そもそも6枚でどうやって物語を展開したらいいのか見当もつかなくて。

しかしだんだん締め切りが近づいてきたら、ふっと浮かんだ物語がありました。

それはもうずーっとはるか昔の出来事。
たぶん11才くらいのときだったんじゃないですかね。
夏に、友だちと一緒に歩いていたとき、空にそれは見事が入道雲がわきあがっていたんですね。
で、友だちとそれを見て「アイスクリームみたいだ、食べたーい」と言い合った、という他愛もない記憶。
でもすごく心に強く残っていて、いまだに入道雲を見るとそのときのことを思い出すのです。

なので、この際、その思い出を形にしてみようと思いました。

と言ってもそこは紙芝居。つまり絵を描かなくてはいけないわけですよ。
私は人を描くのが苦手なので、複数の人間が出てくる絵柄は極力避けたい。
ということで、主人公の女の子一人と、途中で出てくる妖精みたいな生き物だけが登場する紙芝居にしました。

発表会が今週末の日曜日にあるので、それが過ぎたらまたパブーに公開しようと思ってますが、一枚だけアップしちゃいます。
我ながらいい感じに描けたなと思ったんですよね。


入道雲


紙芝居を作ったのは二度目なんですが、やっぱり楽しいですね。
絵を描いてるときは無心になれます。

さて。
あとひとがんばりするかな。