#04財政健全化


※7月3日に市教育委員会5月定例会の議事録が公開されました。下段に記事を書いていますが、市長部局が勝手に方針を決めてしまわないよう3月議会代表質問でも総合教育会議での議論を求めたにもかかわらず、結論を急いだことが分かります。市役所組織がバラバラでは市民に不安が広がるだけ。改善を求めていきます。(7月4日追記)


※大野市文化会館はこれまで、成人式(20歳のつどい)会場としても使われていましたが、昨年の6月議会で「整備を踏みとどまる」と市長が発言して以降、市主催行事の活用が減り、令和7年1月の20歳のつどいも会場を結とぴあ体育館に移して開催されました。令和8年の開催場所は未定です。

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  市教育委員会 方針決定は慎重に行うよう求めたが…

令和7年5月13日に開かれた大野市教育委員会議事録の一部抜粋。担当の市長部局・地域文化課の説明後、現在の建物に対する長寿命化の可能性に関する期待の声が上がっているほか、方針決定は慎重に行うよう求める教育長の発言が掲載されています。

にもかかわらず、6月2日の市議会開会日、市長は所信表明の中で「閉館」方針を決めてしまっています。

http://www.city.ono.fukui.jp/kosodate/kyoikuiinkai/kyoikuiinkaikaigi/kyoikusomuR7kaigi.html


◯林よりかずホームページに文化会館に対する質問と回答を掲載しています。

https://hayashi-yorikazu.jp/faq/

 

(問)令和8年5月31日で大野市文化会館が閉館となると聞きました。文化ホールの建設の話、現在の建物の今後や跡地利用、文化活動の発表はどうなるのか、詳しく教えてください。

(答)お問い合わせありがとうございます。市民の気持ちに寄り添うことなく、市の閉館方針が市長から発表されたことで、同様の質問を多くいただいております。令和7年6月議会においても特に若い高校生などが存続を求めてアンケートに回答してくれていたことを取り上げ、若い世代が市長発言をどう受け止めているか、ちゃんと真意が伝わっているか、もっと寄り添う行政を求めました。申し訳ありません。


詳しくは

林よりかずホームページ(よくある質問と回答)をご覧ください。

 

 

大野市文化会館の現状と今後の方針 ​

  1. 施設概要: 大野市文化会館は昭和41年に供用開始され、敷地面積5,981.97㎡、ホール客席数633席の施設です。 ​耐震性が劣ると判定されており、閉館が予定されています。 ​

  2. 主な経緯: 耐震診断や補強計画の作成、文化会館のあり方検討委員会の設置などを経て、現文化会館の閉館と新たな文化活動の場の検討が進められてきました。 ​

  3. 調査結果: 現文化会館閉館後、文化団体は市内の既存施設(「めいりん」講堂など)を利用予定ですが、照明や音響設備に不安があるとの声が上がっています。

  4. 技術進歩と事業費: 技術進歩による事業費抑制は期待できず、材料費や人件費の高騰により全体的な事業費は高額になるとの見解です。 ​

  5. 方針: 現文化会館は令和8年5月31日に閉館し、新築・増築や耐震化は行わず、市内既存施設を補修・活用して文化活動の場を確保する方針です。 ​

 

※6月議会では文化会館は地域づくりの観点から「必要」だったのでは?と市長に確認しました。ぜひ、本会議動画等でご確認いただければと思います。下記リンク先から動画ページへアクセスできます。(最終的には文化振興を教育委員会部局に戻してあるべき姿を再検討するよう提言しました

私の一般質問はこちらからご覧ください。