う~ん、10話は、皆、壁にぶち当たり状態で、こっちが期待していたほど進展せず・・・でした。
このドラマ、日本で放送されるかどうかはわかりませんが、本国タイでの放送は終了しましたが、全面的にネタバレです。
ただし、英訳その他の動画を GMMTVがYoutueにて配信中です。
ご覧になりたい方は検索してみてくださいね。
【Ep.10】
(前回のおさらい)
Badzの舞台を見ているうちに、自分の想いに確信したSmile。さんざん躊躇ったあと、舞台が終わったBadzに花束を渡し、すぐに立ち去ろうとする。そんなSmileの態度が解せないBadzが問い詰めると、自分に資格がないことはわかっているが、Badzが他の人とキスするのを見ると、嫉妬してしまうのだ、と打ち明ける。その姿に、衆人環視の中、「誰が俺にふさわしくないなんて言ったんだ。俺は君が好きだ。付き合ってくれ、Smile」と告白&キスする。
一方、自身も、病身の母親を突然、亡くした経験のあるLizは、数年来の確執状態にあった、Kyroと彼の父親の間を取り持つ。Lizの優しさに触れたKyroもまた、Lizに、自分と付き合ってほしい、と告白をする。
(おさらい終わり)
~Lizの部屋の前~
突然のKyroからの告白に、後ずさりするLiz。
「ごめんなさい」(でもまんざらでもなし)
「同じ気持ちじゃないのか?」
Badzと別れたばかりで、自分の気持ちですら、よくわからないLizから、待ってくれるか、と言われ、もちろん、と答えるKyroz。
~Smileたちの寮の前~
世紀の大告白(?)のあと・・・二人で戻ってきたBadzとSmile。
ぼ~っと考え事をしながら、寮を通り過ぎそうになるSmileを引き留めるBadz。
「Smile、着いたよ。大丈夫か?」
「うん」
「俺が言ったこと、考えてくれる?」
「それは・・・」
「急ぐことないよ。よく考えてみて。契約期間が終わったら、答えを聞かせてよ。いいね?」
とにかくSmileと気持ちが通じたと思い込みご機嫌なBadz
力なく頷くSmile。
対照的すぎる・・。
~Lizの部屋~
自宅に戻ってからも、TV電話をかけてくるKyro。
音楽コンテストに出場する予定のKyro、明日の練習と明後日の本番を見に来るようにLizを誘う。
「考えておくわ、でも、なんで、テレビ電話なの? メッセージでいいじゃない」
「顔が見たかったんだよ」
なぜ、自分が行く必要があるのか、と聞き直すLizも相変わらずのツン。
「俺の幸運の女神だからさ。もし、君が来たら、絶対に勝てる!」
押しに負けて、行くと返事するLiz。
「よし!もう1つ、コンテスト用に選んだ曲を聞いてほしいんだ」
「ねぇ、電話する前から、これをしようと準備してたの?用意周到ね」
Lizに、弾き語りを聞かせる。
聞きながら、ベッドに横になり目をつぶるLiz。
「ああ、やっぱり、アコギじゃ、うまく歌えないな。それとも、スタイルを変えようかな?その方が目立つかな?」
「・・・・」
「Liz?Liz?」
目を閉じて、うとうとしているLiz。
朝早かったため、眠気に襲われるLiz。寝顔を見ていたいから、電話を切らないでと頼むKyro。
「人の寝顔が見たいなんて、どんな人よ」
「俺みたい人。頼むよ」
「あなたがそうしたいならね」
そのまま、目を閉じるLiz。
~Smileたちの部屋の前~
なかなか部屋に入れないSmile。
Badzのことを好きなOnnieになんと言えばいいのか・・・
意を決して、部屋に入るSmile。
その頃、部屋の中では、Smileへのプレゼントを隠そうとするOnnieが必死に、棚の上に手を伸ばしているが、Smileが戻ってきたことで、咄嗟にソファに隠す。
クッションを押さえようとするOnnieを制し、プレゼントを見つけるSmile。
Smileへのバースデープレゼントを用意していたOnnie。
「うわー、可愛い! ありがとう」
Badzとの練習の成果を聞かれ、気まずいSmile。
「もっと別の方法もあるわよ。私だって、こういうことなら、先生役ができると思うの」
いきなり、髪をパッサーっとたなびかせるお色気仕草を始めるOnnie。
「大丈夫だから。心配しないで。自分でやるから」
「ええー、私だって、教えてあげられるのよ。こうやれば、いいのよ」
止まらないOnnie(笑)
Onnieの優しさを思うと、余計、辛くなるSmile。
夜も一人寝付けない。
夜中にかかってきたBadzからの電話に、こっそりと声を潜めて出るSmile。
「もしもし、Badz? こんなに遅くにどうしたの?」
《返事が聞きたいんだ》
「え? でも、契約が終わるのは、2日後でしょ?」
交際への返事ではなく、大学の音楽イベントに誘われ、見に行く約束をするSmile。
Onnieへの罪悪感でいっぱいのSmileは、翌日、体調を崩す。
「Smile、起きて!レポートを書くって、Kaeと約束してたでしょ。忘れたの?」
起き上がれないSmileの手や額に触れ、発熱に気づいたOnnie。
「ちょっと待って。ねぇ、熱いよ」
たいしたことはない、と起き上がろうとすると、咳も出始める。
心配し、薬や食べ物を調達しにOnnieが出かけたあと、Badzからのメッセージを見て、心が晴れないSmile。
《出番は6時だよ》
Smile「どうしたらいいの?(困)」
~クラブの部室~
Kyroも同じく学内のバンド発表に参加するため、練習中。
Lizも側で見ていると、Kyroのファンが花束やプレゼントを持って、押しかけてくる。
「きゃ~、Kyro!!」
「やっぱり、ここで練習してたのね~」
「だから、今日は彼の演奏の日じゃないって言ったでしょ」
「会い損ねるところだったわ」
花やらお菓子やら、プレゼント攻勢。
指ハートを送る姿や、そのやりとりを見て、呆れるLiz。
目元の化粧がいつも以上に気合入りすぎてます(笑)
練習が終わり、出て来たLizを追いかけてくるKyro。
「Liz・・・、Liz?」
ヤキモチをやいたLizを、これまた、平然と花束やプレゼントを持って、追いかけるKyro。
Kyroにとっては、これが日常(笑)
「なぜ、そんなに急ぐんだよ」
「家に帰るのよ! あなたには、あの子たちがいるでしょ! わたしは帰るわ」
「妬いてるのか?」
「誰が? 家に帰って、レポートを仕上げるのよ」
「そういうことにしておくか。今日、誰が演奏するのか見に行こうかと思ってたんだ。でも、君が帰るっていうなら、送っていくよ」
「そんな必要ないわ。自分で見に行けばいいでしょ」
「頼むよ。明日は一日中、準備しなきゃならないから、君を迎えに行けないんだ」
「誰が明日も来るって言ってたのよ!」
「明日、ついたら電話して。 会いにおりてくるから。さ、行くよ」
「ちょっと、Kyro! なんで、私の言うこと、まったく聞かないのよ」
文句を言いつつ、ついていくLiz。
~Smileの部屋~
寝込んでいたSmile、時計を確認し、すでに夕方になっていることに驚く。
「え? まだ間に合うかな?」
慌てて仕度をはじめようと起きだして、頭痛に顔をゆがめるSmile。
「御粥、買ってきたわよ」と戻ってきたOnnieに、「どこいくつもりなの?」と心配される。
「ちょっと用事を思い出したの」
「まだ、熱があるじゃないの。予定はキャンセルして、休んでたほうがいいって」
ベッドに逆戻り。
優しくされればされるほど、曇るSmileの表情。
「用事ってそんなに重要なの。 私が代わりに連絡して、約束を取り直してあげようか?」
「でも・・・」
「寝てなさい。なんで、そんなに頑固なの?」
「Onnie… もし、今日が、お姫様が 王子様に会う最後の日だとして、急用ができて会いに行けなくなってしまったら、もし、Onnieがお姫様だったらどうする?」
なかなか本当のことを打ち明ける勇気が出ないSmile。
あれだけ、目立つ告白と公開ちうして、スマホでも動画撮られまくってたけど、学内で話題になってないのかな。
「まず最初に、お姫様は訊ねるわ、このとんでもない話は何なの?あなたのショートムービーのプロットなの?熱が高くて、夢でも見たんじゃないの? さ、眠って。たぶん、薬が十分じゃないから、もっと買ってくるわ。戻ってくるからね! どこにも行っちゃだめよ」
Onnieが出て行ってしまってから、更に「どうしよう・・・」と困り果てるSmile。
会場の外で、Smileが来るのを待っているBadz。
Badz≪今、どこ?もうすぐ、舞台に上がるよ≫
もう時間だと呼ばれるBadz。
「ああ、わかってる。すぐに行くよ」
~バンド会場~
Badzたちの番になり、セッティング中に、Smileの姿を探すBadz。
なかなか見つけられないまま、演奏が始まる直前、Smileが滑り込んでくる。
「ごめんなさい」と周囲の人たちに謝りながら、なんとか、間に合ってほっとする。
Smileの姿を見て安心し、ラブソングを歌い始めるBadz。
『“This is love.” 聞いてください』
自分に向けて、甘いラブソングを歌うBadzの気持ちがうれしい反面、すでに、Badzと離れることを意識しているSmile。
Smile「どうしてこんなことをするの。私は、あなたを乗り越えたいのに・・・」
立っているたけでも精一杯で、演奏の途中に倒れてしまう。
~Badzの部屋~
ようやく気がついたSmile。Badzの部屋に寝かされている。
「どこ・・・」
「俺の部屋。」
Smileの額に手を当てるBadz。
「うん、熱は下がったみたいだ。君の友達が狂ったみたいに、メッセージを送ってきたよ。だから、君は病院にいるって答えておいた」
「ありがとう。私、演奏の途中で気絶したの?何があったの?」
倒れたときの様子を確認するSmile。
「それがさ・・・」
Smileが倒れたことに気づいたBadz。
すぐに演奏を止め、Smileを抱きかかえて、病院に運び込む。
「ステージを放り出して、私を助けたの?」
「心配しなくてもいいさ。ちょっと面白かったよ。それより、自分のことを心配しろよ。なんで、こんなに具合が悪いのに、見に来たんだよ。なんで、俺に言わなかった?」
「だって、見に行くって約束したし・・・それに・・・」
「それに?」
「・・・なんでもない。気にしないで。」
まだ、目を閉じてしまうSmile。
「さっぱりするように、拭いてあげるよ」
腕を冷やしたタオルで拭くなど、甲斐甲斐しく世話を焼くBadz。
「ボタン外して・・・」
「え?」
「襟のボタン、外して。 首元を拭くから・・・」
ちょっとためらうSmile。
「早く・・・」
仕方なく、第1ボタンを外すSmile。
「俺がなにかするかと思って、怖がってるの?」
「ううん。あなたはそんなことしないもの」
「本当に?」
うん、と頷くSmile。
Smileに馬乗りになるBadz。
「なんで、そんなにショックを受けてるの? 俺がしないって考えてる?」
「私が嫌だって言ったら、あなたはやらないわ」
「じゃ、嫌って言って」
「嫌」
「もう一度、嫌って言って」
「い~や」
Smileの顔を正面に戻して、「もう一度、嫌って言ってみな」
完全に、キスを迫ってるBadz。
Smile、陥落。
自分から、キスしちゃった。。。
病気なのに、なんか激しめのモードだけど、大丈夫かな(笑)
~学内~
翌日、結局、Kyroに言われたとおりに、到着した連絡を入れるLiz。
「おはよう。ついたわよ。同じ建物の前で待ってる」
「わかった、すぐに行くよ」
Kyroを待っていたLiz、後ろから、目隠しをされる。
声をかけたのは、Bonne(Badzの妹)。
「正解!ああ、会えて嬉しい。久しぶり!」
「私も会いたかったよ」
お互いにハグして、仲は良さそうな様子。
日にちを間違えて、Badzの応援に来たBonne。
BadzとLizが別れたことを知らないBonneに、打ち明けるLiz。
「いえ・・・それが・・・Badzと私、少し前に別れたの」
「え? そんなの聞いてない。どうして、別れちゃったの?」
驚くBonie。
「Badzが私をだましたからよ」
「まさか、お兄ちゃんがそんなことするはずない!なにか誤解してるに違いないわ」
「誤解なんかしてない。彼は本当に、別の女の子と一緒にいたの。誰なのか、訊ねても、彼は答えなかった・・・。だから、別れたのよ」
「答えることができなかったから、答えなかったのよ、それが、BFRのルールだから」
「BFRって、Boy For Rentのこと?」
「Boy For Rentのこと知ってるの? それなら、話は簡単だわ。Badzは私の借金を払うために、BFRで、レンタル彼氏になったの」
「なんですって?」
Tamから聞いた、Badzがたくさんの女の子と会っているという噂があるという話や、Badzに問い詰めた時に、そうしなければならない理由があると訴えていた話を思い出すLiz。
ようやく、今までの謎が解けたLiz。
その時、後ろから、Kyroが現れる。
Lizのこわばった顔を見て、すぐに、「なにかあったのか?」と訊ねるKyro。
あとから現れたKyroを見て、「Boy For Rent」のトップボーイのKyroだと知っているのか、とLizに訊ねるBonie。
「それなら、この人に聞いてみればいいわ。」
「何を聞くの?」
「Boy For Rentで働いているBadzのことを。だって、Kyroは、Boy For Rentの創設者なんだもの。(Boy For Rentのことなら)全部知ってるに違いないわ。Badzが本当にそこで働いていたかどうか、確認できるはず」
確かに、妹ちゃんは事の発端だから、関係者じゃないとは言わないけど・・・なんか勝手にペラペラと。
完全に、Kyroに対して、不信感を抱いたLiz。
「Liz。どうしたんだ?」
追いかけて来たKyro。
BadzがBoy For Rentで働いていたことを知っていたのか、とKyroに問い詰めるLiz。
「そんなの知らないよ。Jaydenが、全部の男たちを管理してるんだ。俺は、君の彼氏が、その中の一人だなんて、知らなかったよ」
「嘘よ!創設者なのに、どうして、知らないのよ」
「嘘はついてない。なんで、俺を信じないんだ?」
「確実に言えることは、あなたを信じられないってことよ」
言い捨てると、去っていくLiz。
ああ、これ、本気でショックを受けてるKyro。
~Badzの部屋~
明らかに、「私たち、いたしました」状態で眠っているBadzとSmile。
あ~あ・・・××ちゃったのね。。。← すみません、品なくて・・・。
ここ、みんなのリアルツッコミがおもしろかった。
「え~~~Smile、病気なのに~~」とか、「数時間前に倒れた人間に・・・本当にしちゃったの?」とか、完全にBadz野獣扱いだったよね(笑)
先に目を覚ましたSmile。
さすがに、今回は、目を覚ましても、大騒ぎしないSmile。(笑)
携帯を確認すると、心配したOnnieからのメッセージが入っている。
≪具合どう?≫
≪どこの病院にいるの? 私、行くよ≫
≪Badzと一緒にいるの?≫
≪今日が最後の日だったよね?≫
いろいろ・・・まずい状況だってことは自覚したね。
目を覚ましたBadz。
早速、Smileを抱きしめなおすと、モーニングピロートークです。
「俺たちの契約は終わっただろ。だから、これからは、俺の彼女になるんだよな?」
その時、ノックが聞こえ、「Badz, ボニよ。ドア開けてよ」
妹ちゃんの急襲です。
不審ながら、ドアをあけると、そこには、妹のBonieが立っていて・・・。
ここのBGMが、無茶苦茶、深刻&大袈裟で、 Bonneがゴジラ扱いです。
「Lizは、お兄ちゃんがBoy For Rentで働いていることを知ってるわ」
いや、知ってるというか、知っちゃったというか、Bonneのせいじゃん。
「え?どうやって・・・」
「私が会って、全部話したの。ルールに反してるのはわかってる。でも、私のせいで2人が別れるなら、すすんで暴露するわ!」
ややこしいことになりました。。。
「違う。俺たちはもう別れたんだ。Lizにはもう、新しい奴がいる」
じれったい思いで、よりを戻せ、と興奮しながら訴え、部屋の中に入っていくBonne。そりゃ、当然、ベッドにいるSmileと目があう。
あらま・・。気まずいっていうか、まだ、裸でベッドにいたまんまのSmileにびっくり。
「お兄ちゃんの顧客なの?」
なんと答えようか、Badzがためらっていると、「そうよ」ときっぱり答えるSmile。
妹ちゃん、それを聞いてにっこり微笑んだんだけど。
なぜ? ああ、この感覚、わからない。
複雑すぎるこの状況で、なにも言えないBadz。
さらに追い打ちをかけるように、Lizからメッセージが入ってくる。
≪寮の前にいるわ。降りてきて≫
「Lizだ。ちょっと行ってくる。すぐ戻るよ」
じっと見つめるだけのSmile。
下に降りていくと、寮の前で待っているLiz。
「本当なの?借金とBoy For Rentの件よ。」
「本当だよ。ごめん」
「謝らないで。謝るのは私のほうよ。あなたを信じることができなくてごめんなさい、もう一度、チャンスをちょうだい」
「ちがうよ、君はたくさん機会をくれた。俺が全部台無しにしたんだ。全部、自分でなんとかできると思ってた。自分で解決さえすれば、君が知る必要はないと思ってた。でも、それは間違ってたんだ。何度も何度も君を傷つけてしまった」
Badzの部屋のバルコニーから、二人を見下ろしているBonneとSmile。
「あの二人は、ずっと一緒にいたわ。彼らはちゃんと誤解を解くと思う。きっとやり直せると思うわ。」
小さく溜息をつくSmile。
「あなた、お兄ちゃんのこと、好きでしょ? お兄ちゃんを借りた人は全部、お兄ちゃんのことを大好きになるの。でも、あなたはちゃんと、お兄ちゃんを諦めてね。だって、お兄ちゃんの心には、もう、ちゃんと別の人がいるのよ」
Lizの手を取るBadz。
「もう、私たちは、お互いのことを理解できた。私たちは・・・あなたは仕事に戻るべきだわ。私にもやることがあるから」
うん、と頷くBadz。
「・・・Liz。」
振り返るLiz。
「がんばれよ」
「うん」
お互いに、同時に背をむけて、歩き始めるBadzとLiz。
このシーンって、たとえ理由がわかっても、もう元には戻れないことがわかっていて、それぞれの道を、納得して進むことになったのかと思ったんだけど。。。違うの?
急いで、部屋に戻ってきたBadz。
ベッドにいないSmileを部屋中探すが、すでに、その姿はなく、Bonieが本を読んでいるだけ。
「もし、あの顧客を探しているなら、帰ったわよ。帰る前に、メッセージを預かったわ」
~回想~
Smile「もう、行かないと。。。彼に伝言を残したいんだけど、預かってくれますか?」
Bonne「もちろんよ。何?」
「こう伝えて。“あなたからの質問の答えは・・・”」
まっすぐにBonneを見つめるSmile。
「“No”だと」
「本当にそう言ったのか?」
どういうことなのか、と考え込むBadz。
~Kyroたちのバンド発表~
Kyro「この歌は、今の俺の気持ちです。聴いてください。」
♫ What I hear from other people is not like what I hear from you. ♪
♪ Who are you? What are you like? ♫
♫ You seem to be nice but you turn out to be different. ♪
♪ It’s strange, right? ♫
♫ Someone we can trust but now… ♪
♫ What others see you ♪
♪ And what you really are ♫
♫ So what are you going to do to me? ♪
♪ I don’t know what your intention is. ♫
♫ Are you good or bad? ♪
♪ I want to know the truth. ♫
♫ Because I don’t want to get hurt. ♪
会場で、Kyroの演奏を聴くLiz。
仁王立ちだ(笑)
ごめん、Badz、Kyroの曲のほうがいいわ。。。
全部聞き終わる前に、盛り上がっている会場を出ていくLiz。
Lizがいないことに気づき、不審に思うKyro。
Kyroの車の前で、彼を待っていたLiz。
お互い、言いたいことありあり、の不穏モード。
「それで、君の彼氏と何を話したんだ?俺のところに来たのは、俺を選んだってことか?」
「いいえ。ただ、確かめたかったのよ」
「なんについて?」
「私の目を見て、そして、正直に答えて。BadzがBoy For Rentで働いていたことを知ってたの?」
一瞬、硬直したように見えるKyro。
「あなたの答えがなんであれ、私は信じるわ」
Lizは、Lizなりに、精一杯の譲歩を見せる。
「ああ、君の彼氏のBadzがBoy For Rentで働いていたことを知ってた。君に嘘をついた。俺がつくことに対して、“嫌だ”と言うクライアントは誰もいなかったからね、君以外・・・。君に勝ちたかったんだ。そして、今、君はここにいるってことは、このゲームの勝者は俺だってことだよな。」
じっと、Kyroの言葉を挟まずに聞いているLiz。
「そして、俺たちは、契約をキャンセルできる。ペナルティ料を払う必要もない。ただ、俺がこのゲームを楽しめたから。。」
無言で、Kyroの頬をビンタするLiz。
しかも3回。
「最低」
Lizの3回強烈ビンタに対しても、これまた、視聴者のコメント殺到。
「頬、赤くなってない」
「指の跡もついてない」
Lizが去ったあと、口元キレてたけどね。
立ち去るLizを追いかけることもせず、その場で涙を流すKyro。
Lizを傷つけたことへの、Kyroなりの責任の取り方なのかな。。。
~Lizの部屋~
部屋に戻ってから、ドアにもたれて、そのまま、泣き崩れるLiz。
~学内~
人がほとんどいない外のスペースに、Onnieを呼びだしたSmile。
「ごめんね、Onnie」
自分のことを心配してくれるOnnieをハグするSmile。
「なんで、いきなり、謝るの?」
「私ね・・・私、Badzのことが好きになったの。止めようと思ったんだけど、できなかったの・・・」
Onnieにようやく、本当のことを打ち明ける。
「でも、彼には、彼女がいるの。傷ついて、当然だわ。本当にごめんなさい」
「ごめんなんて、言わないてよ。実はね、あなたが彼のことをどう思ってるのか、気づいてたの。自分から言いだしてくれるのを待ってた・・・。」
「私、本当に、最悪な友達よね?」
「違う! (好きになる)気持ちは止められないよ。 あんたは私の親友よ。ほら、泣くの、やめなって!」
泣きべそをかくSmileをハグするOnnie。
「泣かないで・・」
~Smileたちの部屋~
Smileを探しに来たBadz。
「Smile。いるんだろ?Smile、話をしよう」
ドアを開けるOnnie。
「何の用ですか?」
「Smileは? 俺、話があるんだ」
「彼女なら、引っ越したわ。」
「はぁ? 引っ越したって・・・どこへ?」
「なぜ、そんなことを知りたがるの? あなた、もう彼女がいるんでしょ?私の友達とどうなりたいのよ?」
「Onnie、君が考えてるようなことじゃないんだ。つまり・・・」
「結構よ。何も言わないで。あなたは、私の友達を好きにさせておいて、彼女を捨てた。十分でしょ。もうほっておいてあげて」
「Onnie・・・」
バタンとドアを閉めて門前払い。
Onnieに、冷たい対応をされたBadzがふと廊下を見ると、Jaydenが立っている。
「お前が、俺たちの秘密を漏らして、物事をめちゃくちゃにしたと聞いた。」
「言いたいことがあるなら、言えよ」
「そう、イライラするなよ。俺はただ、お前に思い出させようとしてここにきただけなんだから。万が一、お前が責任を忘れてやしないかと思ってさ。」
く~、このにやついた顔がむかつく。。
けど、なんで、Victorくんがこんな悪役やるの?
「わかってるよ」
「さすが!もう こんなことは起こすなよ。そのクライアントのことは忘れろ。働き続けて、借金を返すことだな。お前に、新しいクライアントをやろう」
バカにしたように嗤いながら、去っていくJayden。
「くっそ!」
何もかも、八方ふさがりで、壁を蹴るBadz。
一体、どれだけの借金があるのか、明らかにされてないので、あとどれくらい働かされるのか、視聴者にも不明。
~Boy For Rent~
Jaydenの部屋で待っているKyro。
「お前、BadzがLizの彼氏だって知ってのか?」
JaydenにつかみかかるKyro。
「何の話だ?」
「イエスかノーか?」
襟元を掴むKyroの手を外すJayden。
「Kyro、だからって、何か問題があるのか?お前が、そのクライアントに何の感情も持たない限りな。」
平然と答えるJayden。
怒りのまま、出ていくKyro。
~Smileたちの部屋~
荷物を整理しているSmileを手伝うOnnie。
「荷造り、手伝ってくれて、ありがとう。 引っ越すことにしちゃってごめんね。」
「いいのよ。私だって、自分を捨てた男と、同じ寮にいなきゃいけないってなったら、引っ越すと思うもん」
「新しい寮に遊びにきてね。寂しいから」
「当然、行くに決まってるでしょ。他に何も忘れ物はない?」
「たぶんね」
ベッドに置かれていたままのぬいぐるみを渡されるSmile。
「この子を忘れてるよ」
それが、Badzとのフェイクデートで、クレーンゲームで獲ったものだと思いだすSmile。
「ほんとだ・・」
なにをみても、Badzへの想いで辛くなる。
******************
バイクを走らせるBadz。
嫌なことがあると来ると言っていた橋のたもとで、物思いにふけるKyroと無数のかもめが飛び交うイメージビデオのような映像が続きます。(笑)
そして、どうしても、Kyroのことを思い続け、涙が止まらないLiz。
~ショッピングモール~
ああ、Badzは、新しい客とのデートだったんだね。
「ああ、映画、面白かったね。私、ディズニー映画、とっても好きなの」
ふと、ゲームセンターコーナーに視線を向けるBadz。
「なにか探してるの? もしかして、遊びたいの?」
「いや・・・。Mile、行こう」
「私、Smileって呼んでって言ったよね。私、みんなに、Smileって呼ばれてるの。その呼び方、気に入ってるのよ」
しなを作って、にっこりするMile。
「君が好きなように・・・。 Mile。」
他の女を、Smileなんて、呼べるわけない!
その場を離れてしまうBadzを追いかけるMile。
「Badz、ねぇ、Smileって呼んでくれないなら、レンタル料払わないわよ!」
~クラブWHYバー~
Lizたちのバンドにも、新しいギタリストが入ったみたいです。
演奏を見ながら、隣で弾いていたKyroの姿しか、目に浮かんでこないLiz。
~Badzの部屋~
Bonieと一緒に、食事をとっているBadz。
「お兄ちゃん、Lizとよりを戻すんでしょ?」
俯いたまま、無言のBadz。
「しないの? ちゃんと整理しなよ。なんで、よりを戻さないの?」
「俺は、Lizにひどいことをたくさんしたんだ。彼女は俺と一緒にいたくないはずだ」
「どうして、そんなことがわかるのよ。彼女の気持ちを決めつけないで」
~Lizの部屋~
タロットカードをシャッフルしているタム。
「何してるの?また、占うなんて言わないでよ」
「正解! だって、落ち込んでるみたいに見えるもの。助けてあげなきゃね。あなたの未来をカードが教えてくれるわ」
「もういいわよ!あなたのカードにはうんざりよ。毎回、悪いことしか言わないじゃない」
「ねぇ、あの時は、BadzやKyroについて、知らなかったのよ。予言がちょっと遅くなっただけじゃない。もう一度やってみるわよ。願いごとをしながら、ここから、1枚ひいてみて」
Lizが、引いたカードは・・・
「The World 。 最初からやり直すって意味よ。あなたを悩ますものは全て無くなる。あなたは、新しい誰かと新しく始めることになるわ、もしくは、新しい人じゃないかもしれないけれど。でも、私は彼を誤解していたわ」
「誰のことを言ってるの?」
「Badzのことよ。やり直すとしたら、知ってる誰かから始めるべきでしょ、私たちが誤解した人のことよ」
あ~、なぜ、Tamは、Lizの気持ちを一切、考えずに、引っ掻き回すんだろうか。。。
今一番、Lizが聞いてほしいことって、Kyroのことで傷ついていることなんかじゃないのかな。
~Merry Caffe~
(BadzとLizの思い出の店)
ふと、店の前を通りかかり、Lizと付き合い始めた時のことを思いだしたBadz。
店の中に入ってみる。
席に着き、アイスラテを注文するBadz。
一旦、席を外した時に、偶然、Lizも一人で店に立ち寄る。
ストロベリースムージーとチーズケーキを頼むLiz。
席に戻ってきたBadz、Lizとともに、それぞれ、お互いに気がつかない。
近くの席で、「恋人たちのためのセット」を頼むカップル。
ふと、目を向けるBadzとLizが、お互いに気づく。
驚くと、すぐに再び、席をたつBadz。
少しがっかりしたLizの前に、現れ、Lizの前の席に座るBadz。
あらためて、向き合う2人。
★Ep.10の雑感★
妹ちゃんの登場で、うまく行きかけていた二つのカップルが、あくまでも「Boy For Rent」を通して、知り合った顧客とレンタル彼氏の関係だという現実をつきつけられた感じ。
・・・っていうか、もともとわかり切ってることなので、こちらとしては、進展なしって感じの回でした。
Kyroの痛みが一番、ぐっと来てるかな。。
偽悪が似合う人、好きなんです。。。
正直に打ち明けられたOnnieの対応、大人だったね。
まぁ、多少、表面的にしか取れてないところもあるけれど、基本、Smileの味方っていう姿勢が、Tamとは、決定的に違うような気がする。。。
自分の占いが外れたことを是正したいっていうふうにしか見えなかった(毒)
なんか、思い出の店で、LizとBadzを会わせる必要あったのかな。
あの寮の前で、訣別・・・じゃだめだった?
だめだったんだろうねぇ。
っていうか、この人たちの未練の持ち方が、ちょっとよくわかんないんで、肯定的に訳してなくてすみません(笑)
すでに、11話も見ましたが・・・う~ん。
ま、このペースで行くと、おそらく、次週アップすることになりますね。