草なぎ剛は「ノロウイルス平壌五輪」で1ヶ月登場しない…なんて、脱北アイスホッケー選手の怒りのような事を書いていた方が楽だが、書きません。


○中国バブルの恩恵を日本で受ける象徴は東京阪のデパート1階だ


バブルははじけた後になって、「バブルだった」とわかるものだ。
最近では「仮想通貨バブル」に意識が向かいがちだが、歴史をたどればゴマンと出てくる。


オランダでのチューリップバブル、イギリスでの鉄道バブル、アメリカ発サブプライムバブル、新興国バブル、現在進行形の中国の不動産バブル…


明治初期のウサギバブル、第一次世界大戦勝利後の大正バブル、1970年代前半の日本列島改造バブル、昭和平成マタギの不動産バブル、ミレニアムITバブル、現在進行形のアベノミクスバブル…


今の日本国内の建設業界は、まさに「アベノミクスバブル」の恩恵を受けているというか、需要の先食いも出ているんじゃないかというか、「負動産」ハコモノも生み出す副作用まで出てしまっている気がする。でもね、給料は1997年をピークに下落しっぱなし。


今の日本にある大都市の百貨店や、主要国際空港の免税店が受けている恩恵は、


●「訪日外国人観光客の激増バブル」
●「アベノミクスバブル」で「安定的なはず」の上場銘柄が過大に値上がりしてしまった資産効果の恩恵を受けている人


からの売り上げの面もあるが、一番手は「中国の不動産バブル」に他ならない。資産効果で恩恵を受けた「一部の中国在住中国人」の一部が、高級化粧品や高級ブランド品を爆買いしていくことである。


訪日外国人の国・地域別シェアに対して、中国は消費金額シェアが極端に高い! 高級品を爆買いするのは、自ら使うためだけでなく、転売目的の仕入れも含む。買い出しツアーかよ(呆)。


その一方、ほかの国は、台湾人や香港人に現れているように、ドラッグストアやコンビニに並ぶような、日常的な食品や日用品が中心なんだそうな。


★★★★★


日本国内の老人が「theバブル」と思い込んでいそうな、昭和平成マタギの日本全国不動産バブル当時、日本国内の人はあまり海外への分散投資とかを考えていなかったこともあって、バブル崩壊の被害もほぼ日本国内にとどまった。
その一方、最近の「中国の不動産バブル」は、海外へ投資する人の多さから、世界中に飛び火してしまっている。日本でも東京の都心3区一帯や大阪・心斎橋、道頓堀周辺、京都御所あたりの地価が爆上げしてしまった。


★★★★★


今の日本で、バブルの気配を象徴するところは、銀座三越、京都伊勢丹、大阪タカシマヤなどの1階のように思えてしまう。決してデパ地下ではない。中国人が婦人雑貨やコスメのブースに現れ、爆買いして店を後にする。


その恩恵が大き過ぎて、東京都心・大阪南北・京都のデパートや、日本の化粧品メーカーは、日本人からの売り上げ減退を埋めて余りある絶好調ぶりを示している。


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○日本株のESGファンドが1本追加された


今日、三井住友アセットマネジメントが、「三井住友・日本株式ESGファンド」投資信託を今日設定した。
募集開始は先週金曜の2日だった。


後学のためだが、「ESGファンド」が何かを書いておく。


ESGファンドの「ESG」は、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせたもの。ESGファンドは、これに適合する投資先へ資金を投資するもの。環境機器メーカーや、ESGも意識して経営しないとクレーマーから総攻撃を喰らい事業存続すら危ぶまれる消費財メーカーなどは投資先の筆頭としていい。


※ささやき女将、牛肉産地偽装事件、ミートホープのように怒りのおとり潰しに処されたところもあります


今日の個別銘柄の値動きを見て、アレレ? みたいな印象を持たされてしまった。
●スーパードライやカルピスのアサヒグループ
●チョコレートやヨーグルトなどの明治
●しつこい穴埋め広告のハウス食品
●厚化粧用材料メーカーの資生堂


今日の相場の流れに逆らって、場違いに高い。
何気に、今週設定される投資信託の一覧を見たら、「三井住友・日本株式ESGファンド」が混じっていた。
もしかして…


2日から銀行マンやらに売らせて集めた金を、設定初日にドドンとぶち込んだから上がったのか?


そんな疑いを持ってしまった。

◇ ◇ ◇

今日の東京株式市場は、基本がぶん投げ。ニューヨーク暴落に右にならえ。
FA関連、IoT関連、ネトゲ関連…手当たり次第にぶん投げられていた感じ。


そんな中、決算発表内容次第でさらに下げたり、逆行高したり…なんて書くのはベタ過ぎる。


アサヒ、明治、ハウス食品の上げ方は気色悪かったが、資生堂の上げ方は「損失補填」とか「ファンドやGPIFや日銀あたりに高値で押し付け」なんて鬼畜さを感じる以外になかった。


アサヒ、明治、ハウス食品に決算発表はなかったが、資生堂は7日に「2017年度利益上方修正」をやった後の「2017年決算発表」なので、昨日の上げ(218円高の5712)に対する上げはねーだろうとするのが筋だ。もっとも、それ以降のADRが5712に対して高くなっていた(5762)ので、ADRに収れんしてもしょうがないとは思ったが、NYの暴落2.0に対して異質だったので、何かのミスと見ていた。それから、2017年度経常利益のコンセンサス953億円に対し実績は803億円だから売り材料で、2018年度利益予想は出していないのだから、上げになる方がおかしいと思うしかなかった。中期計画にある売り上げを3年早く達成したって? 「中国の不動産バブル」資産効果に伸び代はあまり残っていなさそうだから、成長限界に到達してしまった可能性も否定できない。


だが、「対象会社の真っ当な評価より自社が利益を出すための評価を鉛筆をなめて作る」、地方空港の需要予測のような、目的と手段を取り違えたようなレーティングや目標株価を垂れ流した結果、「~なめて作る」事を理解しようとせずに権威に盲従するなんとかと、なんとかの尻馬に乗る投機家が買い上げてしまって、5962△256なんて、株価指標的に異常高をさらに担ぎ上げる事態を生んでしまったことへは、中指を立てざるを得なくなる。


決算数字をむやみにいじっていないので素直に読めるコーセーですら今期PER40倍だ。ポーラ・オルビスは37倍。だが、今期の予想数字を発表できない資生堂は、仮の計算だがPER60倍。高過ぎて相手にしていられない。


資生堂の株価が、株価指標的に高くなりすぎていることは、モーニングスターが毎営業日に配信する東京株式市場の概況から黙殺されることで明らかだ。モーニングスターの概況記事は、「仕手株」のような異常高値の上値追い、「放置プレイ」そのものの異常安値の仕掛け売りについて、銘柄問わず相手にしない傾向がある。


今日の資生堂が上がった理由が、昨日発表の好業績とできなくはないのだが、事業売却益に減損損失に税金等調整前当期純利益なんてものまでまとわりついて、いいのか悪いのかわけがわからない。ついでに、今期予想を決算発表時に出せないんだから、組織として信用できない。仕手筋や証券会社の食い物にされているだけのように見えてしまう。


日経平均 21,382.62 ▼508.24
TOPIX   1,731.97 ▼33.72


実は、証券会社のレーティングとか目標株価について信用していない。
手前のトレーディング部門の利益のため、大損を出した太客への損失補填のため、誰かに高値で保有株式を買わせるため、みたいなもととしか思えない。


ITバブルの象徴、光通信の、レーティングを覚えてますからね。
忘れませんよ!


資生堂だけを目の敵にするつもりはないが、中国の不動産バブルがはじけてしまったら、日本国内外で高級化粧品の売り上げが激減してシャレにならない事態になるはず。雪肌精コーセーや、美白コーセーなども大打撃必至だ。婦人雑貨や高級化粧品にフロアを提供している銀座三越、銀座松屋、伊勢丹新宿店、大阪タカシマヤ、大丸心斎橋店、阪急うめだ本店も大打撃必至だ。


中国不動産バブルのおこぼれで利益を増やしたり、糊口をしのぐところは軒並み被害を喰らわざるを得ない。


マツモトキヨシとかウエルシアみたいなドラッグストアもそーじゃないかって? 高級品の売上比率はデパートほど高かろうはずもないので、デパートほど売上率も下がらず、影響も相対的に少ない。


それから「2020年を目標に毛髪再生医療の実用化を目指している」なんて、資生堂に期待がもてそうなネタを見つけたまではいいが、京セラも「2020年を目標に毛髪再生医療の実用化を目指している」。資生堂と京セラがこの医療に使う手法は異なる。今のところ「京セラ」方式の方が期待大なんですって。ざんねーん。


今日のカキコは、以上です。

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