なぜ、熊本県民は(酒豪が多いのに)肝臓が健康なのか?
を、コンセプトとした番組内容。
そこで、熊本県民に学ぶ『肝臓ゲンキの秘訣』——。
肝臓にかかわる数値で大事なのは(上図)赤線の三つ。
熊本県民のお二人は、
毎日お酒を飲み続けているにもかかわらず、基準値内。
そこで、酒のお供に食べているものは……馬づくし。
(ちなみに、馬肉は牛肉より仕入れ値が高く、和牛並み)
グリコーゲンが多く含まれる馬肉は、肝臓にとって良い食材。
ところが、お酒を飲み続けるとグリコーゲンが不足します。
すると、肝臓に負担がかかり→肝機能の低下につながります。
馬肉に含まれるグリコーゲンの量は写真の通り。
さらに、カルノシンというペプチドが豊富で、
抗酸化作用に役立ちます。
熊本県民が、
お酒を多く飲むにもかかわらず
肝臓が元気な秘訣は『馬肉』にあったのです。
そして《豆腐の味噌漬け》は、肝臓にとって最強の組み合わせ。
やはり運動も大事です。
レンコンには、ムチン・タンニン・ビタミンCが豊富です。
脂肪肝のマウスにレンコンを与えたところ、
三週間で肝機能が改善!!
レンコンは、肝臓のお助け食材なのです。
熊本市は、酢の購入費が全国2位。
酢の主成分である『酢酸』や『クエン酸』には、
肝臓を助けるさまざまなパワーがあります。
また、酢酸やクエン酸は肝臓の代謝を促進します。
毎日、大さじ一杯の酢を摂れば、肝臓の脂肪が減少し、
血中コレステロールが下がったというデータも。
酢を使うことで塩分の摂取量を減らすことができます。
つまり、お酢は塩味を引き立たせる効果があるのです。
そのため料理に酢を使うことで、
少ない塩でも味付けができ、減塩効果が期待できます。