普通、生姜焼きといえば、タレ(酒、みりん、醤油)に、豚肉を浸け込むか、小麦粉をまぶした豚肉をフライパンで焼きながらタレを絡めるか……だと思います。
その方法は一緒ですが、そのタレが変わっています。
(実は昨日も、同じレシピで豚の生姜焼きを作りましたが、豚肩ロースだったために肉が硬かったです。しかし、今日はバラ肉だったので柔らかかったです)
1、まず、肉に塩麹(塩・コショウでもいいと思います)を絡め、熱いフライパンに入れます。(中火)
油は、いりません。バラ肉の白身が油の代わりです。
2、片面は少し良く焼きにして、肉を返します。そして、白ワイン。(肉を焼くときに最初に酒を入れるのは、肉の臭み取りと肉を柔らかくする効果があるからです)
3、少し煮詰まってきたら(裏側にも少し火が通ったら)、長ネギスライス(普通は玉ねぎ)。
4、三温糖(砂糖)で甘味を入れたら、ポン酢。
5、生姜の千切り。
5、バター。(ごま油でもいいですし、バター+ごま油の風味のダブル使いでもOK)
(火を止めてからのほうが、バターの風味は逃げづらいです)
最後のほうでポン酢を入れるため、食べたときに酢の風味は残っていました。
そして、写真を撮ってからマヨネーズを添えました。
醤油をポン酢にしたぶん、さっぱりと美味しく食べられました。
なので、夏にいいかもしれません。おろし生姜ではなく千切りにすることで生姜の味が引き立ちました。
それぞれの調味料の分量はお好みで。(コツは、最初少なめに)
よく、和食の基本は「酢」といいますが、酢は調味料の味を引き立たせてくれます。
調味料を入れ過ぎて味が濃くなった場合も、酢を入れるとまろやかになって和らげてくれます。
(ただ、数滴かほんの少しだけで充分です)
洋食でもバルサミコ酢があります。
ラーメンや、まぜ麺などの麺類にも酢は有効です。