□今のひょろの手持ち
01:S:無思想の発見/養老先生
02:Ea:やさしさの精神病理
03:N:使える武術(3~8章残)
04:H:PLANETS vol.6/雑誌
05:D:真贋/吉本隆明センセイ
□机の上の本
・「論語」の話/吉川先生(12/27済):S
・「いき」の構造(20/190済):S
・職業としての政治:H
・なぜ人を殺してはいけないのか?/永井先生、小泉先生:H
・ものがたりの余白/エンデ:B
・思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評(NHKブックス別巻):S
・競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)/ピンチョン/小説:H
・S:倫理と無限/レヴィナス先生/ちくま学芸文庫
□さいきん読み終わった本
・経済成長という病/現代新書
・H:日本人の英語/マーク・ピーターセン先生
・逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎
(小学館文庫)
・生徒会役員共(1) (少年マガジンコミックス)
・暴走する「世間」―世間のオキテを解析する (木星叢書)
□増えた本
・「教養」とは何か(1、2章残)/阿部謹也さん
□読みたい本
・七回死んだ男
・健康の味
□読めなかった本
・[借]S:はじめての現象学/竹田先生
□管理に使ってるサイト:読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/u/20858
* * *
今回はわりとおとなしいです。
最近、新しく入ってきた本を読んで、読んでない本は
かたまってる気がする。
まあちょいちょい読みすすめます。
それはたとえば『日本人の英語』とかで、
ホントに漸進で読み終わった。
『経済成長という病』について。
本書に対する宮崎哲弥さんのコメントを引用しておこう。
「あーこれはもうないや」とホントにがっかりした。
『これに限らず、反成長論というのは実務化が陥りがちな
ローカルミニマム(局所最適解)のマクロ経済への不当拡張に
すぎないと思いますね。』
(新書大賞2010の永江朗さんとの対談から)
「反成長論」をして『そんなバカげた思潮』とまで言っている。
『経済成長という病』がほんとうに「反成長論」なのか、という
疑問はあるけど(二元論的思考とは別の思考が必要だ、と
平川さんは仰っていたように思われる)、
それ以前に成長政策に反対する立場を十把一絡げに
「バカ」と言えるのはなかなかすごい。
カール・ポパーは「科学性」を「反証可能性」にこそ求めたけれど
結局それは「絶対無謬」の「バカ」さ加減にいい加減うんざりしている
んだとおもう。
どうして、自分が現にすでに立っている地平が如何に構築されたのか、
その起源に思いを致そうとしないんだろう。
思考が半世紀古いぜ。
そんなところかなあ。
「専門性と判断力は無関係である」という言葉を説明できるように
しようと思って、「舌切り雀」に目をつけてます。
昔話はみんな知ってるからさ、ホントに使える。
じゃあまたがんばりまーす