ハロー! | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで


しんどかった。


しかしそれでも僕はペンを執る。


僕は今際の正岡子規を想う。

彼も本当にギリギリまで作品を作り続けたのでした。


痛いとか苦しいとかもう嫌だとかアイス食いたいとか

そういうどうしようもないことがつぎつぎに溢れてくる。

よくわかる。


言葉・・・いやもっと根源的なものかもしれないけれど

そんなのが頭にぎっしりと詰まっていて息をするたびに

目とか鼻とか口からぽろぽろあふれ出すのだ。



頭が痛くてあんまり考えられないけど

言葉遊びくらいなら僕にもできるかもしれない。


あいうえおにぎり、かきくけこがらす


くだらないことでも誰かが面白いと言ってくれるかもしれない

まだみぬ奇特な友達を思いうかべるだけで十分だった。


文章を書くのは本当にたのしい。


普段のこと、最近のうわさ話、

こないだ散歩していてふっと見つけた名前もわからん雑草

なんだけど、小さくて白いふわふわした綺麗な花が

咲いていたとか、そんなもやもやを連ねていく。


右派だとか左派だとか大きな物語だとか国益だとか

一文にもならんとか問責がうんたらとか戦争だとか

そんなのはどうでもいい


僕にはハッピーエンドもヒロインもシステムも

論理的整合性も良心の呵責も欺瞞的な泥舟も

そもそも語と語とのつながりすら必要ない。


必要なのは、紙と鉛筆とミルク・チョコレートだ。


そもそも僕はおしゃべりなのである。

口減らずとも言うかな。



正直、強靭な知性にはそんなに興味がない。

僕は強靭な感性が欲しい。


おもしろいかおもしろくないかはみんなに投げて

僕はただ好きなことを書いていきます。



さて、電脳空間にゴミポエムをばら撒いて

サッチーでも呼びましょうかね。