夜
皆様こんばんわ!
いつもの『夜』のBLOGです♪
今日の僕は、仕事で新潟まで来ております!
新潟は、僕の住む横浜より少し涼しい感じがして、助かりました。
そんな新潟の気持ちのいい風が皆様に届くように、今日はこの曲で行きましょう!
皆様の今日の『夜』が、素敵な『明日』につながりますよ~に。
槇原則之さんで
『遠く遠く』です
どうぞ
('-^*)/
女
「はい、何か届いてたよ」
男
「うん?ありがと」
ここは、男と女が住む、小さなアパートの一室になります
女
「何、それ?」
男
「う~ん…、あ、同窓会の案内状だ」
女
「へぇ~、いつの頃の同窓会?」
男
「中学生の時の」
女
「じゃぁ地元に帰るんだね」
男
「そうなるね」
男は就職と同時に遠く離れた故郷から上京し、東京に住んでから5年が過ぎていました
そして、今話しているこの女とは、同棲をして2年が過ぎています
女
「じゃぁ、Yシャツクリーニングに出しとくね」
男
「えっ?スーツで行くの?」
女
「だって、会場がホテルになってるよ、こーゆーとこはキレイなカッコで行かなきゃ。それに…」
男
「それに?」
女
「スーツでビシっと決めて、『東京でがんばってる』ってアピールしておいでよ」
<東京でがんばってる…かぁ>
男
「でもやっぱなんかスーツは恥ずかしいな、何か他にキレイなカッコ持ってなかったっけ?」
女
「何を言ってるの?君はスーツ以外はボロボロのデニムしか持ってないじゃん」
男は、自分の穿いているデニムに視線を落とします。
<シナリオライターになってやる>
そう言って、地元を飛び出したとき、男はスーツを着ていました。
そして見つけたボチボチの仕事とボチボチの給料。
東京で手に入れたは、今穿いているボロボロのデニムだけ。
東京に来て5年が過ぎているのに、タンスの中にあるのは5年前と同じスーツ。
男
「そっかぁ、俺、こっち来てからスーツ一枚も増えてないんだ…」
女
「着る機会がなかったからじゃない?」
男
「なぁ、俺…、がんばってるかなぁ?」
女
「どうしたの、突然?」
<東京でがんばってる…>
男
「東京に出た時と、同じスーツで故郷にもどる…、そんな気にする事じゃないかもしれないけど、なんか、まるで成長してないような気がして…」
女
「『がんばってる』って思い込んじゃいなよ!」
男
「えっ?」
女
「『がんばってる、がんばってる』って強く思い込むの、何でかって言うとね、『がんばってる』って自分に声をかける事って、『がんばれ!』って自分に声かけてるのと同じなんだよ」
女のその言葉に、それまで少し曇っていた男の顔が急に晴れやかになり、そして男は同窓会の案内状の『欠席』の欄に丸をつけました。
女
「あれ?同窓会行かないの?」
男
「うん、何かね、今の言葉聞いて、俺、もっとがんばれそうな気がしたんだ、もっともっとがんばれるって!」
女
「そうか♪」
男
「だからね、もっともっとがんばって、『東京でがんばってる』じゃなくて、『東京で元気にやってるよ』って言えるまで、まだみんなには会わない事にするよ!」
そして男はおもむろに立ち上がり、言います。
男
「スカイツリーに登りに行かないか?」
女
「どうしたの、突然?」
男
「高いところから、僕の生まれた街を見渡したいんだ」
女
「君の生まれた街は遠く離れたところだよ、スカイツリーに登っても見えないと思うよ」
しかし、男の顔は晴れやかなままです。
男
「大丈夫、今ならちゃんと見える気がするよ。『遠く遠く』離れた僕の生まれた街や、ここに来るまでの道のりだとか」
女
「そっか♪じゃぁ次は、『遠く遠く』離れていても、生まれた街の人が君の事わかるように、力いっぱい輝かないとね」
そして女は優しい声で言いました。
女
「その時も、その後も、私をずっと横に置いといてね」
はい、皆様ご一緒に
しゃいにーーんぐ
о(ж>▽<)y ☆
う~ん…
すかいつりーラ~ブ☆
夜
皆様こんばんわ!
暑い日が続きますが体調などは崩されていないでしょうか?
僕も今日は汗だくになって横浜の街をぐるぐる回っておりました。
ふと一息ついた時に、上を見上げると夏の空の高さに驚きます。
じっと眺めていると、なにかそこに吸い込まれてしまいそうな…
それではいつものように行きましょう♪
皆様の今日の『夜』が、素敵な『明日』につながりますよ~に。
米米クラブさんで
『浪漫飛行』です
どうぞ
('-^*)/
女
「ずいぶんと、遠くに来た気がする」
男
「うん?どうしたの?ここはいつもの僕の家だよ」
女
「うん、例えばね、私が生まれてからものすごい時間が過ぎて、子供の頃に思い描いてた自分とか、理想の生活とか、居るべき居場所とか、そういったもの達をどこかに置いて来ちゃったような気がして…」
男
「不安になるの?」
女
「今の生活に不満があるとかじゃないんだ」
男
「そうなんだ」
女の横に居る男が、優しそうにクスクス笑いました。
女
「笑わないでよ、私だって時々は考えたりするんだから」
男
「両手を広げてごらん」
女
「えっ?」
男
「いいから早く」
男の言葉に、女はしぶしぶ両手を広げます。
女
「広げたよ」
男
「ほら」
女
「何が『ほら』なの?」
男
「君は今、翼を広げたんだ」
女
「えっ……」
男
「怖がって翼をしまっていたら、どこにも行けないよ。君は今、翼を広げたんだ。だからどこにでも行ける」
女
「でもまだ少し怖い気がする」
男
「大丈夫!僕が横を飛んでるから」
女
「あなたはどこに行きたいの?」
男
「君の居る場所」
女
「じゃぁ、一緒に『浪漫飛行』しようか?」
はい、皆様ご一緒に
甘すぎか
( ̄□ ̄;)!!
う~ん…
浪漫ちっくすかいラ~ブ☆
夜~七夕特別バージョン~
皆様こんばんわ!
とんでもなく久しぶりに、『夜』のBLOGをやりたいと思います♪
うだるような暑さの昼間が終わり、少しその暑さが残る夜の時間、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
そんな夜の時間をゆったりと過ごすために、今日はこんな曲を用意しました。
皆様の今日の『夜』が、素敵な『明日』につながりますよ~に。
それではいきましょう!
THE BOOMさんで
『川の流れ』
どうぞ
(≧▽≦)
~携帯電話での男と女の会話~
男
「愛してる」
女
「う~ん…、ダメ、やっぱり届かないみたい」
男
「なんでだろ?僕の気持ちが弱いのかな?」
女
「付き合ってもう長いからかなぁ…、なんかこう、『キュン』ってくる感じがないんだよねー」
男
「どうすればいいかな?」
女
「どうすればいいんだろ」
男
「じゃぁさ、こういうのはどうだろう?」
女
「どういうの?」
男
「川の上流に住む僕が、その川に君への愛をいっぱい乗せるんだ」
女
「その愛を、川の下流に住む私が受け取るの?」
男
「うん、もし君が受け取ることが出来たなら…」
女
「『この川は天の川になる』って言いたいのかしら?」
男
「あれ、なんで僕の言いたいことわかるの?」
女
「何年付き合ってると思ってるの?アナタの考えてる事なんてすぐにわかるわ」
男
「相手の考えてる事がわかるって…」
女
「うん?なぁに?」
男
「『愛し合ってる』って事だよね」
女
「あ、今ちょっと『キュン』ときた…」
男
「愛してるよ」
女
「うん、伝わってる」
そして2人は携帯電話の通話口にKISSをした…
はい、皆様ご一緒に
あまぁ~~い
ヽ(゜▽、゜)ノ
う~ん…
天の川ラ~ブ☆
34回目の夏
久々に行ったカレー屋さんのマスターと高校野球の話で盛り上がったり
お客さんの家で出る飲み物が麦茶に変わったり
Tシャツ短パン姿に少しワクワクしたり
初めて逆上がりできた時の事思い出したり
みんな
夏とか
夏の中にある何かとか
待ってたんだね
('-^*)/
と、いうわけで
彦星様と織姫ちゃんが『スナック天の川』でどんな会話をしたのかはわかりませんが、
とりあえず
戦うサラリーマン
充電完了
о(ж>▽<)y ☆
雨降る部屋の中で
『サー』って言う音
『ザー』って言う音
『バタバタ』って言う音
『ボタボタ』って言う音
雨の日は、いつもより時間の流れが早く感じられるという事を、何かの本で読んだ事があります
それは、雨の音がそれ以外の音を消してしまうので、その日の出来事が記憶に残りにくいからだそうです
記憶に残らない1日
ならば、頭の中を空にして、意識を昔の記憶に滑り込ませるのにはちょうどいい1日なのかもしれません
僕は34年間生きてきた中で、何人の人と出会ってきたのでしょう
今も続く仲の人も居れば、その日限りの会話で終わった人も居ます
尽きる事の無い情熱を僕に語ってくれた人
癒える事の無い心の傷を僕に打ち明けてくれた人
僕の野望を応援してくれた人
一緒に笑い合えた人
僕の居場所はいつも僕の周りにだけ存在して
その場所を
通過する人、居座る人、戻って来る人
僕は、そんな人達にちゃんと礼儀正しく挨拶できていたのかな?
不愉快な気分にさせてなかったかな?
僕の事を、憶えていてくれているかな?
何百人?
何千人?
何万人?
出会った人の数の単位はわからないけど
みんなが今も、笑ってくれていると嬉しいな♪
外から雨の心地よいリズムが聴こえてくる小さな部屋の中で
そんな事を考えてみました
(^_^)v