戦うサラリーマン サーガ -4ページ目



皆様こんばんわ!




いつもの『夜』のBLOGです♪




今日の僕は、仕事で新潟まで来ております!




新潟は、僕の住む横浜より少し涼しい感じがして、助かりました。




そんな新潟の気持ちのいい風が皆様に届くように、今日はこの曲で行きましょう!




皆様の今日の『夜』が、素敵な『明日』につながりますよ~に。




槇原則之さんで




『遠く遠く』です




どうぞ

('-^*)/






「はい、何か届いてたよ」




「うん?ありがと」




ここは、男と女が住む、小さなアパートの一室になります




「何、それ?」




「う~ん…、あ、同窓会の案内状だ」




「へぇ~、いつの頃の同窓会?」




「中学生の時の」




「じゃぁ地元に帰るんだね」




「そうなるね」




男は就職と同時に遠く離れた故郷から上京し、東京に住んでから5年が過ぎていました




そして、今話しているこの女とは、同棲をして2年が過ぎています




「じゃぁ、Yシャツクリーニングに出しとくね」




「えっ?スーツで行くの?」




「だって、会場がホテルになってるよ、こーゆーとこはキレイなカッコで行かなきゃ。それに…」




「それに?」




「スーツでビシっと決めて、『東京でがんばってる』ってアピールしておいでよ」






<東京でがんばってる…かぁ>






「でもやっぱなんかスーツは恥ずかしいな、何か他にキレイなカッコ持ってなかったっけ?」




「何を言ってるの?君はスーツ以外はボロボロのデニムしか持ってないじゃん」




男は、自分の穿いているデニムに視線を落とします。






<シナリオライターになってやる>






そう言って、地元を飛び出したとき、男はスーツを着ていました。




そして見つけたボチボチの仕事とボチボチの給料。




東京で手に入れたは、今穿いているボロボロのデニムだけ。




東京に来て5年が過ぎているのに、タンスの中にあるのは5年前と同じスーツ。






「そっかぁ、俺、こっち来てからスーツ一枚も増えてないんだ…」




「着る機会がなかったからじゃない?」




「なぁ、俺…、がんばってるかなぁ?」




「どうしたの、突然?」






<東京でがんばってる…>






「東京に出た時と、同じスーツで故郷にもどる…、そんな気にする事じゃないかもしれないけど、なんか、まるで成長してないような気がして…」




「『がんばってる』って思い込んじゃいなよ!」




「えっ?」






「『がんばってる、がんばってる』って強く思い込むの、何でかって言うとね、『がんばってる』って自分に声をかける事って、『がんばれ!』って自分に声かけてるのと同じなんだよ」






女のその言葉に、それまで少し曇っていた男の顔が急に晴れやかになり、そして男は同窓会の案内状の『欠席』の欄に丸をつけました。




「あれ?同窓会行かないの?」




「うん、何かね、今の言葉聞いて、俺、もっとがんばれそうな気がしたんだ、もっともっとがんばれるって!」




「そうか♪」




「だからね、もっともっとがんばって、『東京でがんばってる』じゃなくて、『東京で元気にやってるよ』って言えるまで、まだみんなには会わない事にするよ!」




そして男はおもむろに立ち上がり、言います。




「スカイツリーに登りに行かないか?」




「どうしたの、突然?」




「高いところから、僕の生まれた街を見渡したいんだ」




「君の生まれた街は遠く離れたところだよ、スカイツリーに登っても見えないと思うよ」




しかし、男の顔は晴れやかなままです。




「大丈夫、今ならちゃんと見える気がするよ。『遠く遠く』離れた僕の生まれた街や、ここに来るまでの道のりだとか」




「そっか♪じゃぁ次は、『遠く遠く』離れていても、生まれた街の人が君の事わかるように、力いっぱい輝かないとね」




そして女は優しい声で言いました。






「その時も、その後も、私をずっと横に置いといてね」











はい、皆様ご一緒に











しゃいにーーんぐ

о(ж>▽<)y ☆





う~ん…





すかいつりーラ~ブ☆




皆様こんばんわ!




暑い日が続きますが体調などは崩されていないでしょうか?




僕も今日は汗だくになって横浜の街をぐるぐる回っておりました。




ふと一息ついた時に、上を見上げると夏の空の高さに驚きます。




じっと眺めていると、なにかそこに吸い込まれてしまいそうな…




それではいつものように行きましょう♪




皆様の今日の『夜』が、素敵な『明日』につながりますよ~に。




米米クラブさんで




『浪漫飛行』です




どうぞ

('-^*)/







「ずいぶんと、遠くに来た気がする」




「うん?どうしたの?ここはいつもの僕の家だよ」




「うん、例えばね、私が生まれてからものすごい時間が過ぎて、子供の頃に思い描いてた自分とか、理想の生活とか、居るべき居場所とか、そういったもの達をどこかに置いて来ちゃったような気がして…」




「不安になるの?」




「今の生活に不満があるとかじゃないんだ」




「そうなんだ」




女の横に居る男が、優しそうにクスクス笑いました。




「笑わないでよ、私だって時々は考えたりするんだから」




「両手を広げてごらん」




「えっ?」




「いいから早く」




男の言葉に、女はしぶしぶ両手を広げます。




「広げたよ」




「ほら」




「何が『ほら』なの?」






「君は今、翼を広げたんだ」







「えっ……」




「怖がって翼をしまっていたら、どこにも行けないよ。君は今、翼を広げたんだ。だからどこにでも行ける」




「でもまだ少し怖い気がする」




「大丈夫!僕が横を飛んでるから」




「あなたはどこに行きたいの?」






「君の居る場所」






「じゃぁ、一緒に『浪漫飛行』しようか?」











はい、皆様ご一緒に












甘すぎか

( ̄□ ̄;)!!





う~ん…





浪漫ちっくすかいラ~ブ☆

夜~七夕特別バージョン~




皆様こんばんわ!




とんでもなく久しぶりに、『夜』のBLOGをやりたいと思います♪




うだるような暑さの昼間が終わり、少しその暑さが残る夜の時間、皆様はいかがお過ごしでしょうか?




そんな夜の時間をゆったりと過ごすために、今日はこんな曲を用意しました。




皆様の今日の『夜』が、素敵な『明日』につながりますよ~に。




それではいきましょう!




THE BOOMさんで




『川の流れ』




どうぞ

(≧▽≦)







~携帯電話での男と女の会話~




「愛してる」




「う~ん…、ダメ、やっぱり届かないみたい」




「なんでだろ?僕の気持ちが弱いのかな?」




「付き合ってもう長いからかなぁ…、なんかこう、『キュン』ってくる感じがないんだよねー」




「どうすればいいかな?」




「どうすればいいんだろ」






「じゃぁさ、こういうのはどうだろう?」




「どういうの?」




「川の上流に住む僕が、その川に君への愛をいっぱい乗せるんだ」




「その愛を、川の下流に住む私が受け取るの?」




「うん、もし君が受け取ることが出来たなら…」




「『この川は天の川になる』って言いたいのかしら?」




「あれ、なんで僕の言いたいことわかるの?」




「何年付き合ってると思ってるの?アナタの考えてる事なんてすぐにわかるわ」




「相手の考えてる事がわかるって…」




「うん?なぁに?」










「『愛し合ってる』って事だよね」




「あ、今ちょっと『キュン』ときた…」




「愛してるよ」




「うん、伝わってる」







そして2人は携帯電話の通話口にKISSをした…













はい、皆様ご一緒に









あまぁ~~い

ヽ(゜▽、゜)ノ







う~ん…





天の川ラ~ブ☆

34回目の夏



久々に行ったカレー屋さんのマスターと高校野球の話で盛り上がったり




お客さんの家で出る飲み物が麦茶に変わったり




Tシャツ短パン姿に少しワクワクしたり




初めて逆上がりできた時の事思い出したり






みんな




夏とか




夏の中にある何かとか






待ってたんだね

('-^*)/






と、いうわけで




彦星様と織姫ちゃんが『スナック天の川』でどんな会話をしたのかはわかりませんが、




とりあえず




戦うサラリーマン




充電完了

о(ж>▽<)y ☆

雨降る部屋の中で



『サー』って言う音



『ザー』って言う音



『バタバタ』って言う音



『ボタボタ』って言う音



雨の日は、いつもより時間の流れが早く感じられるという事を、何かの本で読んだ事があります



それは、雨の音がそれ以外の音を消してしまうので、その日の出来事が記憶に残りにくいからだそうです



記憶に残らない1日



ならば、頭の中を空にして、意識を昔の記憶に滑り込ませるのにはちょうどいい1日なのかもしれません



僕は34年間生きてきた中で、何人の人と出会ってきたのでしょう



今も続く仲の人も居れば、その日限りの会話で終わった人も居ます



尽きる事の無い情熱を僕に語ってくれた人



癒える事の無い心の傷を僕に打ち明けてくれた人



僕の野望を応援してくれた人



一緒に笑い合えた人



僕の居場所はいつも僕の周りにだけ存在して



その場所を



通過する人、居座る人、戻って来る人



僕は、そんな人達にちゃんと礼儀正しく挨拶できていたのかな?



不愉快な気分にさせてなかったかな?



僕の事を、憶えていてくれているかな?



何百人?



何千人?



何万人?



出会った人の数の単位はわからないけど



みんなが今も、笑ってくれていると嬉しいな♪



外から雨の心地よいリズムが聴こえてくる小さな部屋の中で



そんな事を考えてみました
(^_^)v