今日はかねがねやりたいと思っていた中古レコード探しに行ってきた
馴染みのブルーズバーのマスターに紹介してもらった中古レコード店にいく
中古レコード店は町に結構何軒もあるのだがここは初めて
歩いて行けば40分くらい掛かる でも今日は寒かったのでバスに乗った
バスの中で村上春樹さんの文庫本『ポートレイト・イン・ジャズ』をパラパラとめくりながらテンションを上げていく
アナログレコードだからお目当てのジャンルはジャズだ ジャズといってもほとんど知らないのでどうしようかと迷ってしまう
モンクも良いし バードもいい チェット・ベイカーも聴いてみたい アニタ・オ’デイやビリー・ホリデイ フィッツジェラルドなんかもいい
そんなこんなで妄想しているうちに最寄りのバスストップに到着
Googleマップに記されたビルに向かうと階上にレコード店の看板があった
中古レコード店というのはやっぱし入りにくいもんだが意を決して入店
幸い店内には店主しかおらず初めての自分にとってはいい感じだ
こんにちはと挨拶する
「初めてですか」と聞かれバーのマスターに紹介されてきたと説明した
一通り店内の陳列レイアウトの説明をしてもらう
レコード店にしてはBGMがない
レコードプレーヤーのケーブルの接触不良か何かで音が出せなくなってしまったそうだ
沈黙のレコード店というのもなかなかいいもんだ
店主とと雑談しながらレコードを物色する
やっぱりスタンダードな一枚を見つけたいと思っているとエラ・フィッツジェラルドの所で手が止まる
エラとサッチモの「ポギーとベス」
ガーシュインのオペラでミュージカルの先駆けになったともいわれたものだ
2枚組だが興味をそそられる スタンダードなジャズが欲しいと見に行ったにもかかわらず無性に欲しくなり結局購入
帰って早速かけてみる
状態も良くて綺麗な盤だった 聴き込んでお気に入りにしよう