私はここ数年読書記録を付けているが、毎年100冊以上を目標に読書に勤しんでいる(小説メイン)。実際2014年から6年連続で目標を達成している。今年も倒れた124日までに19冊読破と順調なペースであった。正直、長期入院と分かったときにはこれは読書が捗るわい、とほくそ笑んだものだった。大量の未読書がサクサクと消費されていくことを信じて疑わなかった。ところがふたを開けてみると、23月でそれぞれ5冊ずつとペースダウンが著しい。これは一体どういうわけであろうか。

病院の1日は朝6時に始まり消灯の夜9時までは15時間もある。、リハビリの3時間を引いてもまだ12時間。食事を1回余裕を持って1時間取っても、残り9時間。結構長い時間だが、その間ボーッと過ごしてるわけでもない。その9時間はどこへ行ってしまったのだろう。コロナ騒ぎでライブが出来なくなったアーティストさん達がライブ配信をする機会が増えているのでそういうのを視聴することも多くなってはいる。後はスマホでゲームとかもちょいちょいやってる。NintendoSwitchで脳トレもやってる。特に数独の上級編はなかなか時間がかかる。そんなこんなが積もり積もって、時間を食ってるとしか思えない。昼間の時間に加え9時消灯後もそんなすぐには眠れない(元々夜型なので)にも関わらずである。

そう考えると、通勤時間のように読書くらいしかすることがないという時間がないのが原因のような気がする。コロナ騒ぎで日頃利用してる図書館は休館してしまったが、休館前最後に借り出せた、大崎梢さんの新作「彼方のゴールド」は1日で読み切ってしまったので読むスピードと集中力が落ちたわけではなさそうである。休館の影響で8ヶ月かけてようやく順番が回ってきた東野圭吾の本が読めないのが残念。今更買うのも悔しいし、東野氏の本は電子化されないのも気に入らないので。そう言えば「逃げ恥」コミック最新巻(4/13発売)は早速買って読みましたが。TVドラマの話の後の話で新章です。これで完結らしい。いろいろ考えさせてくれる内容で面白いのでオススメ。

というわけで(何が?)読書のペース上げるには一日の内で読書する時間というのをあらかじめ決めてやる必要がありそうです。