北陸先端科学技術大学院大学と鯖江商工会議所、鯖江市と三者による相互連携協定を締結しました。
北陸先端科学技術大学院大学はその名のとおり、大学院大学でありまして、学部を置かず、先端科学技術分野における世界水準の教育と研究を行う日本で最初の国立大学院大学です。
専門的な知識と経験豊富な世界でもトップクラスの教員や研究設備、IT基盤を備え、世界レベルの研究を展開しておられ、日本だけでなく多くの留学生が集まり、日々さまざまな先端分野について学んでおられます。
このような非常に高度な学術や科学技術の知の結集である同大学院大学の技術シーズと鯖江の地場産業である、眼鏡・繊維・漆器やIT分野などのニーズがマッチングすることによる新製品、新技術の創出や異分野進出への期待は計り知れず、今回の連携協定は、弊市にとり既存産業の高度化、技術革新へ向けた非常に心強い連携となります。また、政府の掲げる成長戦略における重要なキーワードである「ソサエティ5.0」、つまり、IOTやAIなど最新テクノロジーの活用により、少子高齢化・地域格差、貧富の差などの課題を解決し、一人ひとりが快適に暮らせる社会を目指すのが、国、自治体における喫緊の課題、この実現には、科学的知見と先端科学技術を持つ同大学院大学との産学官連携は鬼に金棒です。
今後、様々な分野において、アドバイスをいただき、事業を進めていく環境を整備してまいります。
改めまして、今回、産業界の代表である鯖江商工会議所のお力添えをいただき、三者の連携を深める連携協定を締結できましたことは、市にとりまして非常に大きな財産です。
相互連携協定の締結のために御尽力いただきました、北陸先端科学技術大学院大学の関係者の皆様および鯖江商工会議所の皆様に、改めて御礼申し上げます。