鯖江市男女共同参画地域推進委員委嘱式を夢みらい館さばえで行いました。
委員の皆様には、日頃から、地域、あるいは職場、団体におけるリーダー的立場でご活躍いただいておりますこと、厚くお礼申し上げます。
男女共同参画社会基本法が制定されてから１６年が経とうとしています。
この間、さまざまな取り組みがなされてきておりますが、現実にはまだまだ家事・育児・介護など、家庭における女性の負担は大きく、また、性別によって役割を固定する意識が未だに根強く、地域において女性が活躍できる場が乏しいといった問題を抱えています。
このような問題点を踏まえ、平成２７年度から３１年度の５年間を目標年次とする「第四次鯖江市男女共同プラン」が策定されました。
「男女共同参画社会の意識の浸透」、「女性の活躍促進に向けた働く環境の整備」、「地域コミュニティーへの参加と協働」のさらなる推進を目指す内容となっております。
また、出生率の低下や団塊の世代の高齢化、さらには若年人口の大都市圏への流出等により、本市においても人口減少問題が深刻さを増しております。
今年３月末に「第５次総合計画改訂版」を策定しました。
今年度は、「総合戦略」および「人口ビジョン」の策定、さらにこの２年間で「立地適正化計画」や「地域公共交通網形成計画」、「地域公共交通網実施計画」の策定と、地方創生に向けた今後のまちづくりの方向性をまとめるとともに、できるものから順次実行に移していきたいと考えております。
「地域の発展なくして国の再生なし」です。
「地方から国を変える」意気込みで、地方創生に真正面から取り組んでまいります。
その地方創生には、女性の活躍が鍵となります。
毎年６月２３日から２９日までの期間を「男女共同参画週間」と定められており、今年度のキャッチフレーズは「地域力×（かける）女性力＝（イコール）無限大の未来」となっております。
鯖江市においても、家庭で、職場で、地域で、女性がいきいきと活躍されることで、地域がより一層活性化するよう、市民の皆様、市職員、私が一体となって取り組んでまいります。
ご委嘱させていただきました地域推進委員の皆様には、市民にとっていちばん身近な「家庭」や「地域」における男女共同参画社会の推進をお願いしたいと思いますので、１年間どうぞよろしくお願いします。
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