今日は年に一度の、チョコレートがやって来る日でした。

私の手元にも4種類のチョコレートが集まりました。

中央奥が手作りの生トリュフチョコレート。
右がANAの機内限定発売の和風チョコレート。
中央手前がちょっと変わった外観の惑星チョコレート。
以上、3つは同じ部署の女性スタッフからもらったもの。
そして左が会社の女性スタッフ全員からもらったチョコレートです。
もちろん、すべて「義理チョコ」
むしろ、「本命チョコレート」をもらったりしたらいろいろと大変だから、
義理で充分なんですけどね(笑)。

ちなみに本来のバレンタインデーとは、
西暦269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日。
2月14日はウァレンティヌスが殉教した日であり、
彼は恋人たちの守護聖人として崇敬されてきたために、
世界各地で、この日が「カップルが愛を誓い合う日」とされたようです。

バレンタインデーに女性が男性にチョコレートを贈るという風習は、
日本独特のもので、他の国、特にキリスト教が信奉される国ではありません。
(最近では韓国でも日本風のバレンタインデーが根付いて来たという噂も)
ある菓子メーカーが仕掛けたなど諸説あるようですが、
さてどの説が本当なのでしょうか?

ちなみに私が小学校高学年の頃、40年少し前にはもうバレンタインがありました。
もらえもしないのに、当時、放課後になる頃にはドキドキしたものです。
見てないフリをして、机の中や、下駄箱の中を手で探ってみたり(笑)。

たぶんそんなにドキドキしたのも、まだ「義理チョコ」がなかったからでしょう。
でも、結果的にもらえないにしても、あの時に感じたドキドキは、
今「義理チョコ」をもらった時よりも記憶に残るものでした。
そういう意味では、義理チョコなんかなくなった方がいいのかもしれません。
1ヶ月後のことを考えると、それだけで憂鬱になってしまいますから(笑)。

さて、バレンタインのことを意識し始めた頃は存在しなかった義理チョコですが、
その2〜3年後にはもう出現していました。
もしかしたら、まだ「義理チョコ」とおいう言葉はなかったかもしれません。
ただ、誰からも「本命チョコ」をもらえなかった私を哀れんでくれたのか、
家に帰ると用意してあった母と姉のチョコレートは、
確実に今で言う「義理チョコ」だったのでしょうね。