今日は娘んチ
婿殿がお休みをとったので
私の出番はなくなりまして
母上様宅の大掃除にとりかかりました。
先ずは
一番めんどくさくて
一番危険なあの場所から
素敵なブログを書かれるブロガーさんが
【転倒に注意して】
と書かれていたので私は
《私は指先注意ですわ》
とコメントしたその場所は
欄 間こいつが本当に厄介です
毎年、掃除する度
芸術だなぁ～と心底 感心するのですが
…繊細…
とでも申しましょうか
そうそう使用する部屋でもないのに
お仏壇のお線香でしょうか？
埃も汚れもそれなりに…
それらを取り除くには
テーブルの上に椅子を乗っけて
登くり上がり
雑巾と爪楊枝とベビー綿棒を使い分け
"そ～っと…そ～っと"
お掃除するのです
せっかちと大雑把な気質の私には
本当に不向きな作業です
繊細な部分がチクッとささり
イラッとするし
細かな凹凸にベビー綿棒すら役立たず
こうなると
芸術に縁遠い私は
欄間の良さを
熱めに語っていた父を想い出し
"厄介や物を残してってくれたわね
"
"と思います。
今年初めて
"欄間"について調べました。
一口に"欄間"と言っても種類がある様で
※竹組欄間
※彫刻欄間
※透かし彫り欄間
※障子欄間
など他にも色んな欄間があるそうです。
母上様宅の手のかかる欄間は
彫刻欄間みたいです。
この彫刻欄間
絵心のない私が感じるには
芸術を越えてると思うのです
一枚の板に彫刻を施す訳ですが
表と裏の絵が違う
↑↑↑
こっちは山みたいだけど
裏は松みたい
↓↓↓
彫ってる人の頭の中
出来るものなら見せてもらいたい
"あれ
なんだっけ
"
なんだっけ"とはならないのだろうか
ちなみに
この欄間が危険な欄間で
爪楊枝程の細さで爪楊枝よりも強い
そんな部分が異様に多いのです
今年も何度もこいつがチクッとするし
まさかの椅子から落ちるし
"転倒よりも"
なんて言った自分に呆れます。
落ちるし刺さるし
最悪ですもの
この欄間のお隣の欄間の
掃除は割りと楽
チクッとポイントが少ないので
お利口さんな欄間
と言う訳です
最後に
書院欄間
"書院欄間"
は可愛くて掃除が楽です
これも簡単そうに見えますが
彫るのはきっと難しいのでしょうね
そんなこんなで1日が過ぎ
元気にデイから
母上様のお戻りです
母：あれ…お掃除してくれてたの？
私：うん！
毎年毎年大変だよ！
母：そぅでしょうね～。
私：これってお父さん
どこがで掃除してもらってたよね？
母：うん。そうだったかな。
私：どこでやってもらってたんだろ？
母：そんな事知ってる訳ないじゃん！
お父さんが勝手にやってた事だもん💢
私：もうね今年は落っこちたし
指先 血が出たし大変だからさっ！
ど～してこうも厄介な物を
あの人(父)は好んだんだろね～！
母：えっ？欄間って綺麗じゃない！
私も好きだけど…
私：綺麗だけど掃除が大変！
って話よ～。
母：そうなんだ～。
仕方ないじゃない貴方のお父さんが
好きだったんだから！
気をつけてやってね。
私は何～にも知らないから！
…だとさ…
こんな呑気で無責任無関心な女の
どこが良くて
父は夫婦やってたんだか(笑)
まだまだ続くよ
実家の掃除
母上様に
何度イラッとするんだろうか(笑)