最近思ってること。
今乗っている船は、
アジア人(インドネシア、フィリピン)が
客室清掃とダイニングを任されていて、
他のオフィサーの重役ポジションは、
ヨーロッパ人が担っています。
少なからず、こういう船が多いです。
白人と他の国では給料も違うそうです。
私自身、職業に優劣つける意識すら持ちたくなかったので、
今まで書くことも無かったんだけど。
今日は書きたいと思います。
とあるヨーロッパ人の重役オフィサーが、
アジア人に対して"下"に見てる言動があり、
それを見ていた私も一緒に傷つきました。
すごくいい人だと思っていただけに、
本当に心が痛くて、、ぬぐえずにいます。
悲しいし、泣きました。
悔しいとかじゃなくて、ただ心が痛んだんです。
あまりにもショックが大きくて。
私はなんで日本で生まれてしまったんだろう?
って、自分に置き換えて思ったりもしました。
船内は、ヨーロッパ人の他に、アメリカ人、イギリス人、フィリピン人、オーストラリア人、カナダ人。。。
もともと英語が母国語の人たちばかり。
生まれながらに言葉が繋がっている人たち。
だから英語をネイティヴに話せない人を見下すような言動もあったり。
宗教もそうです。
私は無宗教です。
ヨーロッパは宗教的なつながり、
ルーツつながり、アルファベットのつながり、EUのつながり。。
でも、「みんな違ってみんな良い」という私の考えとは全然違くて。
一人の強すぎた差別的言動で
私はこ一年ヨーロッパがニガテです
本当にヨーロッパには来たくないです
仕事だから仕方なく、楽しみを探しています。
でも分析してかんがえたとき、
でもその差別した人自身が、
アジアに来たことが無いことが、
その人をそうさせているのかな?とも感じます。
クルージングの仕事をしていると、
つい世界全部を知ったような気持ちになるのかもしれないけど、
言語が通じる国ばかりでは無いという事を知って欲しい。
言葉が通じない文化で、
人と人のぬくもりを感じれた時こそが、
本当の良い意味でのカルチャーショック
井の中の蛙にはならず、
人を傷つけず生きていきたいと強く思いました。