太陽が元気だと、それだけで嬉しいという人は、太陽の居る日中に成長する。無意識に太陽を避けてしまう人は、太陽の居ない夜に成長する。それぞれの必須な時間は、前者は、起きている時。後者は、寝ている時。

 

地球が嬉しいのは、自分の姿が異常な状態であることを知ってもらえること。人間の可能性を全開に、固定された時間軸を飛び超えてくれること。それだけでも、地球は嬉しく、元の状態に戻れるという希望を、彼は覚える。

 

今はお金が無いと困るけど、いつかお金が要らなくなる時が来たら、誰も困らなくなる風景がそこに現れるのでは…と思う。食べるため、生きるための発想も無くなるそこでは、必要なことが、みんなのために大切にされ、必要なものが、みんなのためにつくられる。お金という概念が、そこに近づくことは出来ない。

 

分かり合い、認め合う関係性には、特別な言葉や言い回しが参加できない。共に居て、それを普通に歩み続けるから、その気もなく生かし合い、支え合う。理由も無くそうである彼らの空間は、安心と平和の原因そのもの。