負圧コック | およよのブログ

負圧コック

イメージ 1

前にバラした時は掃除しただけで、コックの動きについて理解せずに終わってました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hw000000/37125533.html

今回は不要になったコックで、負圧コックの動きについて勉強してみました。

(1)がコック本体で、穴が4つ見えますが、上下の2つは取り付けボルトの穴です。上から2番目がON状態でガソリンが流れる穴で、3番目がRESとPREで流れる穴です。これは(5)のストレーナーちゅうんでしょうか?白っぽくてアミアミになってる奴のガソリンを吸いだす高さが異なるだけでコントロールされてます。どちら向きにも着くので、間違えて取り付けるとONの状態でガソリンを一滴も残さずに使い切ってしまいます。

(2)がコックの切り替え部分ですが、これを左右に回すことによって、コック本体のガソリンの穴が選択されます。負圧コックならではの機能としては、先端の細い棒の動きかと思います。通常(3)の負圧バルブが閉じているため、負圧がかかっていないとガソリンが流れないようになっています。この切り替え部分はレール状の部分がらせん状に切られており、PREの位置では棒を押し出すような形になります。これで強制的に負圧バルブを押し開けるようになります。

(3)は負圧バルブで、スプリングで押し付けられています。(4)の部分がキャブと連結されており、エンジンがクランキングして負圧がかると、このバルブを(4)側に引っ張ることになります。これでガソリンが流れ出します。

と、こんな動きでした。
普通の人は知ってのかもしれませんが、私は構造を理解できてなかったので忘れないように記録しておきます。