昨日は極右勢力が主張している拉致被害者の人数の異常さに触れましたが、朝鮮総連や朝鮮学校の関与に関しても不自然な議論が罷り通っています。

 ネトウヨによれば朝鮮総連は、僅かの人数をテレビ局に入社させただけで、たちまち人事権を掌握してテレビ局を乗っ取ってしまい、多数の野党議員を自由に操作している、もの凄く優秀な団体とされています。

 拉致に関しては、船でやってきた北朝鮮の工作員と、朝鮮総連と、工作員養成機関の朝鮮学校の教職員や全員がスパイである保護者と、何万人という数の日本に潜んでいるスリーパーセルが一体となって、やったことに極右勢力の主張ではなっていますが、だったらどうしてなんの機密も情報も持っていない一般人しか拉致できなかったのか、中学生を拉致するような下手を打ってしまったのかといった疑問には、一切応えていません。

 極右勢力の主張するような完璧な体制で拉致が行われたのであれば、高級官僚や高級自衛官などの国家機密を知っている人間や、原子力関係の技術者や、ロケット開発に取り組んでいる人などに狙いを付けて拉致するはずです。

 まあ日本の場合には、高級官僚を拉致してみたら、新聞読んで、ウンコして、胸触って、腕縛って、屁をこくようなバカだった、というオチもありますが、なんの情報も持っていない一般人を拉致するよりはマシでしょう。

 拉致事件は田舎の海岸付近で起きています。日本国内で巨大で優秀な組織が全面協力をしていれば、都心で国家機密を知っている人間を拉致することが可能だったはずです。なんの情報も持っていない一般人を連れて来て、北朝鮮に得の行くことはありません。招待所でそれなりの待遇を与えて、警備の人数を付けておくだけ経費の無駄です。

 小舟でやってきて日本への上陸に成功した工作員が、日本に間違いなく上陸したという証拠に、そのあたりに居た人を誰かれなく適当に連れ去った、そのうち連れてきた人の世話が大変であることに気が付いて止めた、それが実際のところではなかったのかと思います。

 極右勢力が自説を主張するのであれば、優秀な大組織と多数のスリーパーセルの支援がありながら、どうして要人を拉致できなかったのかを立証する必要がありますが、卑劣な極右はそのことは完全にスルーしています。

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