前川喜平氏の中学校での授業に難癖をつけさせた池田佳隆議員、この国に生まれてよかった。その1 | 天才伊藤浩士先生の末の世の憂鬱ブログ

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 元文部事務次官の前川喜平氏が名古屋市の中学校で2月16日に行った授業に関して、文科省が難癖としか言いようがない「調査」を名古屋市教育委員会や校長に突き付けていた事件の黒幕が、題に名をあげた池田佳隆議員です、赤池誠章という参議院議員もいますが、こっちの方が地元の人間であり主体的な役割を果たしているので、取り上げてみたいと思います。

 公式サイトのプロフィールなどによれば、1966年生まれの51歳。父親の興した化学薬品メーカーを経営するかたわら、2006年に日本青年会議所会頭に就任、日本会議の幹部であり、2012年の衆院選で初当選し、以来3選となっています。

 選挙区は名古屋市内ですが、小選挙区で落ちて比例復活なので、新聞などでは東海比例区選出となっています。

 文科省からの中学校への難癖は、
「出会い系バーに出入りしていた前川氏が、道徳教育を行う学校で授業を行ったことについて、改めて校長の見解を具体的にご教示ください」などと問いただす内容だったと聞きますが、文科省の役人の手になる文書であれば、道徳教育を行う学校で、などといった文言は入りません。幾つもある科目の中でも、主要科目でもなく授業時間も少ない道徳が学校の仕事の中心的存在であるとは考えていないからです。

 こういう書き方をするのは、教育現場とは無関係なところで、極右政治家としての思い込みだけで教育を考えている人の発想であり、「調査」という名の難癖文書を書いて、それを文科省に持ち込んで、文科省の役人にこれを前川氏の講演があった中学校に送らせたのです。

 池田佳隆議員は立候補する前に、
「教員組合のイデオロギーのもとで贖罪国家意識を植えつけられてきたせいか、いわゆる敗戦のトラウマによって祖国日本への愛情を抱くことさえできず、こんな国に生まれなければよかった、そう言って嘆く子供たちが毎年毎年どんどん増殖している現実に、悲しみを通り越して恐怖さえ感じています」などと言っており、すっかり力が落ちている日教組が今でも教育現場を支配しているという虚構を立てて、若い人たちが日教組に洗脳されていて、そのためにこの国が駄目になっているから、日教組を排除して愛国心を涵養しこの国に生まれたことを誇りに思えるような道徳を中心に据えた教育が必要だという、これほど若年層に極右やネトウヨが増えてきている現状では、すっかり時代錯誤になり果てている極右の古典的なステレオタイプの議論ですが、日本には昔から無条件でこの種の議論を歓迎する人たちが大勢います。

 その延長線上に今回の、文科省に対して横車を押して、前川氏が講演を行ったことへの難癖の「調査」を行わせた事件があるのですが、長くなるので後半は明日の記事とします。
 
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