新年明けましておめでとうございます。

 

 今年は2017年、子どものころに21世紀は未来の国のような話を、正月になる度に子ども向けの雑誌で聞かされてきましたが、その21世紀も随分と経ってしまいました。歳月は容赦なく経過するものだなといった実感を深めています。

 

 これは毎年のことですが、元旦に国旗を掲げている家は殆どありません。役所や学校など上からの命令が効くところ以外は、まず見ない状態です。

 

 随分前の話になりますが、皇太子が結婚した時にある百貨店が国旗が売れるだろうと考えて、200組仕入れたところ、1年間に2組しか売れなかった、在庫を全部売るには100年かかる、という話を聞いたことがあります。

 

 今でも国旗を買う人は、日本会議や在特会のメンバーなど、ごく一部の特殊な人に限られているのが現実です。誰もあんなものは買わないし、恥ずかしくて門口に掲げられるものではありません。国旗を掲げるのは恥ずかしいという意識が日本人にあるとすれば、それは日本人のなかに残っている健全な良識であると言ってよいかと思います。

 

 過去の侵略戦争に使われたということもありますが、自民党や極右が自分たちの独占的なマークとして使ってきたので、今の日本では日の丸はみんなが抵抗なく掲げることのできないものになってしまっているのです。

 

 自民党の街頭演説には日の丸の小旗を持たされた仕込みの聴衆が大勢現れます、極右・レイシストのデモは1人1本のような感じで日の丸が掲げられます。そのような世の中で、元旦に国旗を自宅に掲げれば、自分の政治的な立場を町内に表明しているかたちになるわけで、そんなことは日本会議や在特会のメンバーくらいしかやりません。

 

 元日に国旗を掲げないというのは、日本人の間に僅かに残っている良識の現われのように思えます。多数の家が、日本会議や在特会のメンバーであることを自慢するように国旗を掲げ出したら、日本人が完全に駄目になったと考えてよいでしょう。

 

  (元旦の記事が消えてしまっていたので、31日の記事の2日の記事の間に再掲します、コメントをして下さった方には申し訳ありません)

 

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