子供の場合、心が元気な子供か心が辛い子供か、区別して対応をする必要があります。今の時代、どの子供にも心が元気な子供への対応が続けられています。
特に学校では、子どもの心が元気か元気で無いかの配慮はなされていなくて、心が辛くなった子供へも、頑張れ頑張れ(逃げ道を遮断する事になります)と、心が元気な子供への対応が行われ、子供が学校に行けなくなったり、子供の問題行動や、心の病の問題を生じています。
これらのはっきりとした心が辛い子供の症状を子供が出しても、その症状を解決しようとして、ますます症状の悪化を来しています。つまり逆行動の定理を知らないことにより、子供をますます苦しめて、子供の将来を奪っています。
それは全ての家庭とは言えませんが、多くの家庭内でも行われている傾向があります。子供を優秀な子供に育てたいという親の思いから、心が元気な子供への対応が家庭内でもなされています。本当に子供が心が元気な子供なら、それでますます子供は能力を伸ばして、優秀な子供になれます。
学校で辛い思いをして、その辛い心を持って家庭に帰ってきた子供は、心が辛い子供です。家庭で心が辛い子供への対応をすることで、その子供を心が元気な子供に戻すことができます。子供の立場から言うなら、今の家庭はそのためにあると考えて良いほどです。