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職業柄、なぜ同じような会社でも、これほど業績に差が出るのかを長年考えてきた。
その違いの一つが「思考の視野」だと思う。
業績の良い社長は、目の前の問題だけを見ていない。
相手、状況、利害関係、さらにその先に何が起きるのかまで見ている。
この差は、特に交渉事でハッキリ現れる。
視野の狭い人は、交渉が始まってから「どうするか」を考える。
視野の広い人は、交渉が始まる前から有利な局面をつくっている。
孫子の言う、「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求む」である。
戦術の強い社長は、その場で勝とうとする。
戦略の強い社長は、その場に入る前に勝てる条件をつくる。
問題が起きてから解決する能力も必要だが、本当に差がつくのは、その前。
経営者の能力差とは、目の前の問題を解決する力だけではない。
まだ起きていないことをどこまで先に読み、準備できるか。
戦略とは、勝負が始まる前に勝てる条件をつくることなのだと私は思う。。。





