おはようございます!

 

しかし、今週はずっと暑そうですね。梅雨になったら落ち着くのだろうか。。

 

さて、本題です。理系って一般的に文系より色々大変だと言われますが、何が大変って拘束時間が長いんですよね。。。特に修士、博士なんかいこうと思ったら、1日の可処分時間の相当数を犠牲にしなければならない。。。

 

で、実際に経験したことです。

 

皆さんHPLCっていう機器をご存じでしょうか?

 

「High Performance Liquid Chromatography」:高速液体クロマトグラフ

 

 

という分析化学というか化学分野では欠かせない機器となります。私はこれを使った専門でして語り始めると1週間くらい語れるんですが、それは置いといてw科学的な手法を用いて、物質を分けることをクロマトグラフィーと呼びまして、

クロマトグラフィー

クロマトグラフ

クロマトグラム

みたいな感じで使うべき用法が変化するのが特徴です。検出器も沢山あって、品質管理から、物質の同定まで色々応用できます。因みに、液体ではなく、ガスで測定するのはガスクロマトグラフ、はっ、横道に。。。

 

この機械ですが、1サンプルを分析するのに途方もない時間がかかることがあります。私はHPLCの前のLC(HPではないw)との過渡期くらいからこの機器を使ってまして、場合によっては数時間かかることがあります。今の機械は(講座によっては)オートサンプラーという自動でサンプルを測定する機器がついているのですが、当時は非常に高価だったので当然そんなの付いてないw

 

つまり、数時間おきにサンプルを機械に注入するという仕事が。。。まあ、何もできません。また、この機器は(昔は)結構故障も多くて、データ取れてねーみたいなことも頻繁にありました。つまり、全く家に帰れまてんw

 

今思うと超ブラックだよなあ。本当に動物のお医者さんじゃないですけど、泊まり込み上等!!みたいな感じで全く実験終わらんぞ。。。っていう焦燥感に駆られます(テーマによっては楽なのもあるけど)。他にも条件を1,2,4、8,16,24、32,48時間で振ってみようなんて教官に言われた日にゃ、どうしましょう??いつ始める??みたいなw

 

その3に続くw