バルトーク「ミクロコスモス」

の教本セミナーで

他ではまず聞かれない、

でも美芽先生ならではというお話。

 

バルトークとジャズの関係

 

これを理論的に理解するには、

私の頭脳だと無理なのですが…

バルトークを弾くと

「ジャズっぽい」とか、

上原ひろみさんを聴くと

「バルトークっぽい」なんて感覚は、

よくにあるのです。

 

これは以前から

ライターである美芽先生が指摘していて、

 

私は「なるほど〜」とすごく共感をし、

 

上原ひろみさんを聴くたび、

「コレよ、これ!」

と悦に入り喜んでいたのでした。

 

 

先日のセミナーのさわりに、

上原さんの楽曲「SPARK」

を取り上げてくださり

それが

バルトークの影響を受けていて

曲のあちらこちら、随所に光る

バルトークテイスト。

 

いや、バルトークトラップ。

 

「好きな感覚」という、

感覚だけに頼って聴いていた私に、

ちゃんと理由と理論の裏づけがあるんだよ

と教えていただいた気がします。

 

音楽は感覚とか感性で聴いて

楽しむものだけど

やはり、

理論は音楽の深さと

ちゃんと音楽を伝えるためには必要。

しかも、わかるとうれしいし、楽しい。

 

ところで、

セミナーでいただいた資料の中に

バルトークの「中心軸システム」が

少し載ってたのですが

5度圏

(ドから数えて5度上の音ソ、

また5度上レと順に数える。

C=ドを時計の12時に位置すると

C→G→D→A→E→B→F♯7が6時にくる)

 

「12時と対称軸6時の二つの和音は、

同等の機能を持つ」

と、バルトークは言っています。

 

ジャズでは俗に「裏コード」と呼び

C7の裏コードはF♯7で

裏コードはドミナント進行の時に使うと

理論で教わった気がしました。

それって、

バルトークが言っていたことだったのね〜

 

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コードって?和音のことです!

ド、ミ、ソだとC メジャー。

 

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