写真:機体が燃えるJALのA350-900(JA13XJ)機(撮影:運営記者)


 2023年1月2日、東京都大田区にある東京国際空港で、日本航空の最新鋭機エアバス350-900型機(JA13XJ)と海上保安庁の羽田航空基地所属のMA722固定翼機(DHC-8-Q300 JA722A みずなき)が接触し、炎上した。

   JAL機の機体は客室まで炎が回り、全焼している。乗員乗客は全員無事が確認されている。JAL機は接触後に滑走路を走行したのち、滑走路脇の芝生に停止した。着陸時はライブカメラの映像で、機体前輪と胴体下部から燃えてる様子が確認できている。海上保安庁の固定翼機は北陸地震の救援物資を運ぶために新潟航空基地に向けて離陸準備をしていた。固定翼機の乗員6名のうち5名が死亡し、1名が重症になっている。

   この事態を受け、岸田総理は18時5分に 1.関係省庁、関係機関の緊密な連携のもと、被災者の救出・救助活動に全力を尽くすこと 2.即急に被害状況を把握するとともに、国民への適切な情報提供に務めることの2点を指示した。羽田空港では、事故後に出発便の欠航がかなり出ており、到着便では引き返しや他の空港に着陸するなどしている。(記事文作成:運営記者)


黒煙を上げて燃えるJAL機(撮影:運営記者)