今年の日本映画17作品目は、アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』です。
昨年の第46回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞した作品です。
興行収入は何と158億円を突破し、大ヒットとなりました。
6月10日よりNetflixで全世界配信が開始されています。
『THE FIRST SLAM DUNK』
2022年12月3日 2時間4分
配給 東映
監督・脚本・原作 井上雄彦
オープニング主題歌 The Birthday「LOVE ROCKETS」
エンディング主題歌 10-FEET「第ゼロ感」
声の出演 宮城リョータ - 仲村宗悟、三井寿 - 笠間淳、流川楓 - 神尾晋一郎、桜木花道 - 木村昴、赤木剛憲 - 三宅健太
興行収入 158.7億円
評価 4.0
見たかった作品がNetflixで配信が開始されたので早速視聴してみました。
実はNetflixでは「スラムダンク」のアニメ版が全100話配信されているのです。
私はスラムダンク自体をきちんと見たことがなかったのでアニメを見始めましたが、途中で飽きて断念しています(笑)。
今作でスポットが当たるのは2年生の宮城リョータです。原作でもそれほど掘り下げていなかったキャラクターなのでそこは新鮮でしたね。
このアニメは3DCGという技法なのでしょうか、映像が新鮮で立体感が凄いです。
特にバスケットボールがネットを揺らす映像は、とても美しいですね。
ただ一つ気になったのは、私は花道の声でした。
アニメを見ているので固定観念があるからだと思いますが、ちょっと違和感がありました。
でも花道のやり過ぎ感は全開だし、5人全員が揃うとやはりカッコいいですね。
上級生にもう少し敬意を払えよと言いたくなるシーンも多かったですが、これがスラムダンクの良さでもあります。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」もしっかり言ってくれたし、体力が極限状態の中での死闘に胸が熱くなりました。
最後まで手に汗握る展開と、正にバスケならではの秒の中で争うスポーツの臨場感が体現できました。
感動できる素敵な映画を見た、というのが率直な感想です。
評価は4.0です。