2010-06-03 23:09:12

ガザに車椅子、粉ミルクを届ける人々が殴られ射殺された事件

テーマ:パレスチナの情報・援助

目撃者らによると、「両手をあげた医師が射殺され、海に投げ込まれた」「カメラを向けた男性が額を撃ち抜かれた」

ユダヤ資本にのっとられたメディアが全く報道せず、武装していたかのように歪めて伝えられるこういう事実は、60年以上のパレスチナの人々に起こり続けている出来事そのものと実感。

メルマガからの情報のいくつかを転載します。


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■□ ニュース速報 □■
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今回の週間ニュースは、大部分が国際ガザ支援船団攻撃事件関係になりました。
他のニュースは、大部分を割愛です。余り収録していないのですが、東エルサレムでは、パレスチナ人の住宅破壊やイスラエル・ユダヤ人入植者の入居が進んでおり、抗議のパレスチナ人、支援のイスラエル平和活動家らと、イスラエル当局、入植者の間の衝突が続いています。

ともあれ、公海上で軍が民間の船を強襲するというのは異常です。何より、事件の背景にある、非人道的なガザ地区封鎖を指摘せねばなりません。EUの声明も国連安保理議長声明も、世界のさまざまな人道・平和団体も、いくつかのイスラエルのメディアも、こぞってこの点を強調しています。

当協会が1日、この事件を受けて抗議声明を発表、2日に英語版を出したことは、先にお伝えした通りです。声明文は、本日、国内外の政府機関、メディア、NGOなどに送りました。(もし、よろしかったら、各方面へご転送ください。)



【5月28日(金)】

■米国、イスラエルに短距離ロケット防護用予算■

アメリカ議会下院は、イスラエルの短距離ロケット防護用の特別支出2億5百万ドルを承認した。ハマースやヒズブッラーのゲリラからのロケットを念頭に置いたもの。2011年度国防予算7260億ドルの一部になる。(5/28 Reuters)

【5月29日(土)】

■地下トンネル爆発で6人死亡■

ガザ地区ラファハとエジプトを結ぶ密輸トンネル内で爆発があり、地元人権団体によると、パレスチナ人6人が死亡、12人が負傷した。台所で使うガスボンベを運ぶ最中に爆発し、トンネルの一部が崩落したという。(5/30 朝日)

■ガザ地区を空爆■

イスラエル軍は、ガザ地区北部の金属工場を空爆した。イスラエル側は、向上が武器製造に使われたとみている。軍報道官は、27日のロケットに対する報復だと語った。(5/29 Reuters)

■EU上級代表「ガザ地区封鎖容認できない」■

ガザ地区支援船団が現地へ向かっていることに関連して、EUのカザリン・アシュトン上級代表は、すべての関係者に自制と責任ある行動を求めると述べた。さらに、ガザ封鎖の継続は容認できないと述べ、「われわれは、直ちに、そして無条件に、物資と人々が継続してガザ地区に出入りできるようにという、EUの呼びかけを再確認する」と語った。(5/29 WAFA)

【【5月31日(月)】

■◆ガザ支援船団をイスラエル軍が攻撃◆■

ガザ地区への支援物資搬入のため地中海を航行していた貨物船と旅客船計6隻から成る国際支援団体の船団が31日、公海上でイスラエル軍部隊に急襲された。
船団にはトルコや欧州の活動家ら約700人が乗船しており、イスラエル軍によると船団側の少なくとも10人が死亡、31人が負傷した。

欧州連合(EU)のブゼク欧州議会議長は、この事件について「正当化できない攻撃であり、明らかな国際法違反だ」と非難する声明を発表した。声明はイスラエルに対して、急襲に至る経緯の説明を求めると共に、国際社会がガザ封鎖の早期解除を目指して対イスラエル圧力を強めるよう促している。(6/1 毎日)



■エルドアン首相、ガザ支援船団攻撃を強く非難■

エルドアン首相は、イスラエルのガザ支援船に対する攻撃について、「この非人道的な国家テロに対し、我々は無言・無策でいられない」と述べた。

首相は、イスラエルの攻撃を、「いかなる理由をあげようと、これは、国際法に完全に反する国家テロである」と断じ、「この攻撃は、現在のイスラエル政府が、この地域における平和の実現を全く望んでいないことを、改めて明らかにした」
と述べた。

エルドアン首相は、チリの首都サンティアゴからトルコへ帰国する前に、空港で記者団の質問に答え、次のように続けた。

――武器に関するイスラエルの発表は偽り――

「攻撃された時、船は白旗を掲げていた。イスラエルの政府関係者が、(船にあった)武器について言及しているが、これは、事実に反する。真っ赤な嘘だ。
イスラエルによる違法な攻撃のため、チリでの外交行事が始らないうちに帰国せざるをえなくなった。国連安保理に緊急会議開催を求めた。公海上で発生したこの事件に関し、現在、NATOに説明をしているところだ。」

「あなた方(イスラエル)が、いかに違法行為、テロ、流血行為を支持し続けたとしても、我々は、それ以上に、法と平和と正義、そして、この攻撃で被害をうけたトルコをはじめとする32カ国の平和と支援のためのボランティアの人々、そして、もちろんパレスチナの、そしてガザの人々を守り続ける」
(6/1 Milliyet=東京外大AA研「中東ニュース」配信)

■トルコ外務省、イスラエルに警告■

トルコ外務省は、イスラエルによる援助船攻撃をうけ、「イスラエルはこの行為がもたらす結果を重く受け止めることになるだろう。容認しがたい出来事だ。激しく抗議し、早急に説明を求める」と声明した。

声明は、「ガザの市民に人道支援を届けることを目的とし、老人や女性、子供を含む多くの国の市民が乗り込んでいた船に対しイスラエルが武力を行使した結果、これまでの情報で、少なくとも2名が死亡、30人以上が負傷した。
トルコ政府は、これに激しく抗議する。イスラエルは、罪のない市民を標的とすることで、人命と平和的努力を無視するその姿を、露わにした。この非人道的な行動をはげしく非難する。どのような理由があれ、平和的な活動に従事する市民に対するこのような行動は決して容認できない」と述べている。
(5/31 Milliyet=東京外大AA研「中東ニュース」配信)

■国連安保理緊急会合■

ガザ地区への国際支援団体の船団が公海上でイスラエル軍に急襲され死傷者が出た問題で、国連の安全保障理事会は31日、緊急会合を開いた。今回の事態を非難する議長声明を出す方向で協議が続いている。(6/1 毎日)


【6月1日(火)】

■◆安保理、ガザ支援船団攻撃を非難、イスラエル名指しは避ける◆■
 (既報)

国連安全保障理事会は同日未明(日本時間同午後)、ガザ国際支援船団がイスラエル軍に急襲された事件を非難する議長声明を全会一致で採択した。

声明では、イスラエルの武力行使で人命が失われたことに深い遺憾の意を表し、この事態を招いた行為を非難。イスラエルに拿捕(だほ)されている船舶と乗船していた人道支援活動家らの早期解放を求めた。また、安保理としても不偏かつ信頼性、透明性がある国際基準に合致した調査を求めた。

同理事会では、イスラエルを名指しで非難することにアメリカが強く抵抗、協議が長引いた。(6/1 毎日など)

■イスラエル、救援船団の活動家追放を加速■ (一部既報)

イスラエル当局は、先に拿捕したガザ救援船団の乗船者追放を急いでいる。これまで(日本時間18時ごろ)に、約200人のトルコ人活動家がバスで国際空港に運ばれ、強制送還、また、イスラエルと国交がない諸国のイスラーム教徒124人が、アレンビー橋経由でヨルダンへ追放された。(6/2 毎日)

イスラエル内務省によると、追放を命じられたたガザ支援船団の乗船者は682人、主な国籍は、インドネシア12人、アルジェリア28人、アメリカ11人、ドイツ11人、イギリス31人、ギリシャ38人、ヨルダン30人、クウェイト15人、マレーシア11人、スウェーデン11人、トルコ380人など。(6/1 Reuters)

【6月2日(水)】

■国連人権理事会、ガザ支援船団攻撃事件で調査団■

ガザ支援船団拿捕(だほ)事件をめぐり、国連人権理事会は、イスラエル軍の攻撃による結果が国際法に違反するかどうかなど真相を究明するため、国際的な独立調査団を派遣することを盛り込んだ決議を賛成32、反対3、棄権9で可決した。

決議は、イスラエル軍による攻撃を「最も強い言葉で非難する」とし、また、ガザ地区封鎖をすぐに解除するよう求めている。

採決では、米国のほか、イタリアとオランダが反対。日本や英国、フランス、韓国などが棄権した。

一方、米国が反対した理由について、国務省のクローリー報道官は2日の定例会見で、「決議は全責任をイスラエルに負わせている。早すぎる判断で、不適切だと考えた」と述べた。(6/3 朝日)

■アイルランドのガザ救援船は航行を続ける■ (既報)

アイルランドのガザ救援船「レイチェル・コリー号」は、31日の事件にもかかわらず、航行を続け、間もなく、先の船団襲撃事件が起きたイスラエル海軍の封鎖地点に近づく見通し。同船には、ノーベル平和賞受賞者を含む15人が乗船、医療器材、学用品やセメントを積みこんでいる。

アイルランドのブライアン・コウエン首相は、ガザへの安全な寄港を認められるべきだと語った。(6/2 Haaretz)

■イギリス下院で超党派の65人が、船団襲撃事件で決議案■

保守、労働、自由民主の各党を含む7党派の65人を超すイギリス下院議員が、イスラエルによるガザ支援船団攻撃事件について、全面的な調査とガザ地区封鎖解除などを求める決議案を提出した。

決議案は(1)攻撃が公海上で起きた(2)速やかに中立的・信頼性のある調査を呼び掛けた国連事務総長を支持(3)ガザ封鎖は集団懲罰であり国際法違反(4)国際社会がイスラエルに対し封鎖解除を働きかけるよう呼び掛ける--などの内容。(6/2 WAFA)

【6月日3(木)】

■ガザ支援船団の活動家たちトルコで熱烈歓迎■

地中海上で拿捕されたガザ支援船団の乗船者たち約466人が、イスラエルからトルコ政府のチャーター便3機で空路イスタンブルに到着、トルコのブレント・アリンジ副首相の出迎えを受けた。

イスラエル軍の攻撃で殺された9人の遺体も到着した。内4人がトルコ籍、5人は不明。目撃者らによると、「両手をあげた医師が射殺され、海に投げ込まれた」
「カメラを向けた男性が額を撃ち抜かれた」といい、死者は9人を超すとの見方
もある。

アリンジ副首相は、イスラエル軍の攻撃を海賊行為だと激しく非難、支援船団編成に中心的な役割をはたした、トルコの慈善団体IHHを称賛した。空港では、約1000人の市民がトルコとパレスチナの旗、「イスラエル=殺人者」の横断幕などを振って出迎えた。

数人の負傷者は、傷病者輸送機で同空港に到着した。重体の7人は、イスラエルの病院に入院中だとイスラエル当局者は述べた。アイルランド、オーストラリア、イタリアからの各人がイスラエルに拘留されている。

トルコ議会は、イスラエルが襲撃事件について正式に謝罪、犠牲者に補償し責任者を訴追することを要求する決議を採択した。

イスラエル側は、乗船者らがナイフやこん棒で抵抗、ピストルを奪ったので発砲したとしている。(6/3 BBC、Reuters ほか)

■ガザ支援船「レイチル・コリー号」、アシュドッドへ?■

ヨーロッパ外交筋とイスラエル外務省筋によると、ガザ港へ向かっているアイルランド籍の支援船「レイチェル・コリー号」について、主催団体とイスラエル当局の間で、事件の再発を避ける話が進んでいる。

同船は、15人の平和活動家とセメント、医療器材などを積み、地中海を航行中。
当初、襲撃された船団に参加予定だったが、技術的な理由で出遅れた。ノーベル
平和賞の受賞者、メイレド・マグワイヤー(Mairead Magwire)氏、や元国連事務次長、デニス・ハリデー氏らも乗船している。

関係筋によると、イスラエルは、アイルランド外務省を通じて主催団体と交渉。
ハリデー氏は、ガザを目指すがイスラエル海軍に阻止された場合は抵抗せず指示に従う、と語ったという。イスラエル外務省高官は、交渉は順調で、レイチェル・コリー号はアシュドッドに直接入港、人道物資を下し、この積み荷は直接ガザ地区へ運ばれることになるかもしれない、と話している。(6/3 Haaretz)


(出典:AP、BBC、Gush Shalom 、Haaretz、Milliyet=「中東ニュース」、
Reuters、WAFA、朝日、毎日)


 ┏━━━━━━━━━━┓
■□ 抗議声明(英語版) □■
┗━━━━━━━━━━┛

<再録>コピーして広めてくださると助かります。


Strong Protest against the Recent Israeli Attack on the Relief Flotilla

  
June 1, 2010

On May 31st, heavily armed mighty Israeli Forces attacked the flotilla
heading for Gaza in order to deliver relief cargoes on the Mediterranean
high seas, killed some ten passengers and injured dozens of others,
according to reports by news media. The Israelis captured the vessels,
detained all the passengers and confiscated around ten thousand tons of
cargo.

This is nothing but an international criminal act which is tantamount to
an act of piracy by a state.

The Free Gaza Flotilla was composed of several vessels carrying some six
hundred human rights and relief activists, politicians, journalists and
others of various nationalities. It was sailing to Gaza port to
deliver cement, prefabricated housing, water purifiers, medical equipment,
medicine, food and other materials badly needed by the impoverished Gazan
people. This was a humanitarian and peaceful action to alleviate their
suffering.

As is well-known, the Gaza District had been suffering under the long
lasting siege even before it was attacked by the Israeli Forces which
launched "Operation Cast Lead", killed and injured thousands of Gaza
inhabitants, destroyed many buildings and much of infrastructure.
Numerous Gazans have been sustaining malnutrition, illness and
extremely poor daily lives; patients are being denied proper treatment
and youths being deprived of sufficient education because of the endless
blockade.

The relief flotilla was conceived as a protest against this brutal siege
of the Gaza District, to ease the people's pain, and to bring some hope
to them. Attacking the relief boats on the high seas represents a
challenge for international public opinion to strongly condemn this
inhumane blockade.

People of the world will never forgive this brutal attack on this
peaceful mission by the Israeli Forces. Hence, the Japan Palestine
Medical Association strongly protests against this heinous act
committed by the Israelis and ask the Israeli Government to take
the following actions:


■ Apologize to the victims and compensate the loss.
■ Swiftly release al l the captured boats and the detained
passengers.
■ Investigate the case and punish those who are responsible.
■ Accept thorough investigation of the incident by international
bodies
■ Lift immediately this inhumane blockade on Gaza


Japan Palestine Medical Association (JPMA)
E-mail : jpma@keb.biglobe.ne.jp
TEL: (81)90-2167-4802
2-6-5 Kitakata, Ichikawa City, Chiba, Japan 272-0816


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日本パレスチナ医療協会
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