バイデン・トランプ 使用済み燃料 | 福島から山口・空・海・大地

福島から山口・空・海・大地

わすれない。ひとりでも可視化を

滅びる前に 頭を冷やそう 

 

 

言い間違えるバイデン      Vs  言い過ぎるトランプ

    

退場寸前?                 襲撃され右耳を負傷

 

 

滅ぼされそうなガザで、

停戦を待っている声が聞こえない?

 

 

滅ぼすのは戦争したがる国と、戦争で利益を得たがる人びと

 

滅びゆく前に 記録を残そう

 

BC5世紀 ペルシャ戦争            byヘロドトス著”歴史”                    

”人間界の出来事が時の移ろうとともに忘れ去られ、ギリシア人や

異邦人の果たした偉大な驚嘆すべき事蹟の数々

とりわけて両者がいかなる原因から、戦いを交えるに至ったかの

事情も

やがて世の人に知られなくなるのを恐れて、自ら研究調査したところを書き述べたものである。”         

 

 

BC7世紀 アッシリア帝国  BC612年に滅ぶ

 

 世界最古のニネヴェ図書館          約3千年前の叙事詩

 

滅んでも、記録は残る…

 

 

 

滅びそうだった国が、また滅びそうに…戦争と原発で

どんどん稼働させるけど、プールには使用済み燃料がある

 

また避難させるのか? 

 

 

汚染させるのか?

 

 

 

 

柏崎刈羽原発:福島と同じ沸騰水型 1~7号機で13,734体

1月1日の地震でプールから水が溢れた

 

 

 

女川原発;沸騰水型 

~3号機で6,106体

 

 

 

島根原発:沸騰水型と改良沸騰水型 2,678体

5メートルの高さまでキャスクを上げて移す👆

 

 

六ケ所に行くまで原発構内で保管。テロ対策は?

 

 

 

 

 

浜岡原発:沸騰水型と改良沸騰水型 6,542体

 

 

 

2011年3月 プールを冷やさないと、東京も関東も滅びそうだった

 

 

 

 

冷やすために、水をかけるしかなかった

 

 

偶然と支援で冷やすことができたプール

 

吉田調書 エピローグ 水面が見えた    画像は福島中央テレビ

2011年3月11日 

4号機核燃料プールには、新燃料204体と使用済み核燃料1331体が入っていた。

うち548体はつい4カ月前まで原子炉内で使われていた。

そのため、4号機のプールの核燃料の崩壊熱は、例えば3号機のプールの核燃料より4倍も高かった。
 プールの核燃料は、原子炉装着中と違って、鋼鉄製の圧力容器および格納容器に守られていない。

 

さらに、外側の原子炉建屋は3月15日に水素爆発で吹き飛んでいるため、冷却が止まって発火し燃え上がると、プルトニウムやウラニウムなど猛毒の放射性物質をそのまま外部環境に放出してしまう。

 

 そうなると福島第一原発はもとより、わずか10キロメートルしか離れていない福島第二原発も人が近づけなくなり、2つの原発にある核燃料入りの原子炉と核燃料プールがすべて制御不能になると恐れられた。

 

偶然 3月末に抜く原子炉ウェルの水がすき間からプールへ流れた

 

 

対応は?

3月15日朝、4号機の原子炉建屋で火災が発生。

3月16日、ようやく使用済み核燃料プールへの対応準備が始まる

3月17日、3号機のプール冷却のため、上空からヘリ、地上から高圧放 

       水車で水が投入された

 

 

3月19日、東京消防庁ハイパーレスキュー隊が3号機に対し放水実施
       約 20 分間、放水実績約 60t

 

 

危機にかけつけた大キリン車

3月22日、4号機に向けて生コンクリートを圧送するポンプ車を使った

      注水作業を始めた。ポンプ車による注水は初めて。

      ポンプ車と海水くみ上げ用のポンプとをホースでつなぎ、

      3時間以上にわたって約150トンの水を注ぎ込んだ。 日経

 

中国の企業家が決断し支援       放射能汚染し保管中

                            

 

2024年3月7日 福島中央テレビの放送

”何を今さら”というコメントがありました。

あの時を忘れたい原子力ムラ? 敗戦を忘れて煽るミリオタ?

 

”今からでも対話” 廃炉しながら戦争なんてありえないから…

”今からでも対話” 40年以上も汚染水を投棄なんてありえないから…

 

青字はブログ担当者の記事

 

 

 

2011年の検証を続けていこう。

東京新聞

原発事故というと、炉の状況に目が向きがちだが、東京電力福島第一原発の事故では、使用済み核燃料プールが同等かそれ以上に重大な危機にあった。

吉田昌郎(まさお)所長はプールの危機を十分認識していたが、かき消すように急報が入り、ほとんど対策が取れないまま時が過ぎていった。(肩書はいずれも当時)

 

◆当初から危険認識
Q:使用済み核燃料プールに何らかの手だてを講じなければと思ったのか。
A: 「これは最初から思っていました」
 「原子炉を何とか制御しなければいけないというのは一番高いんですけれども、当然、核燃料プールも冷却ができていないわけですから、使用済み核燃料の崩壊熱ですね。温度が上がってきて水が蒸発していくだろうと。手を打たないといけないというのは並行して思っておりました」

 

Q: 三月十四日未明、4号機の核燃料プールの温度は八四度というが、その前は測っていないのか。
A: 「測れなかったんですね。人の問題があるし温度計そのものも生きていないんですね。何とかして測れという指示はしていたんです」

 

Q:いつ頃から指示を。
 「結構早い時期にしていましたよ。4号機は、少なくともその時点で原子炉建屋に入ることが全然問題なかったはずですから。

3号機の影響でちょっと線量は上がりますが、建屋そのものの中に線源があるわけではない。

一番問題なのは温度ですから、温度を見てきてくれと。実際3号機にかかり切っていたので、どれぐらい人を割けたかよく把握していないんですが」

 

Q:1~3号機のプールの監視が必要との思いは。
A: 「同様です。

ただし一番厳しいのは、4号機は定期検査が始まってすぐですから、五百四十八体の核燃料を全部、一年間燃えた核燃料を核燃料プールに入れています。

プールの条件として一番厳しいわけです。1~3号機は、ある程度冷却されたものが入っているわけです。

ですから温度の上がりしろから考えると、4号機が一番クリティカル(危機的)になる」

 

◆発生6日目やっと対応
 <十五日朝、4号機の原子炉建屋で火災が発生。十六日、ようやく使用済み核燃料プールへの対応準備が始まる。一方、1~3号機は消防車での原子炉への注水が続いていた>

 

Q:優先順位の中で、2号機の使用済み核燃料プールの冷却がないのはなぜ。
A:「1、3、4号機は(水素爆発で)上があいているので、外から注水する方法がある。

2号機はつぶれていないから外から注水できない。

外から注水する方法を考えましょうといった時に、2号機はもともと対象外になる。2号機は何とかして中のシステムや配管を生かし注水できることを考えていくということです」

 

Q:他の1、3、4号機も同様に考えていたか。
A: 「もともと1号機は高線量になっていて、人が近づけない状態でした。

3号機は記憶にないんですけれども、たぶん線量的な問題があって、1、3、4号機とも爆破されているので、そのラインが生きているかの確認が非常に難しいところもあった。

2号機は施設は爆破されてなく健全なので、ラインは生きているでしょう。その時点でそんなに線量は高くなかったので、それをチャレンジしたということです」

 

 

◆空から注水 効果なし
 <十七日、3号機のプール冷却のため、上空からヘリ、地上から高圧放水車で水が投入された>

 

Q: 政府との調整は本店がやっているのか。
A: 「本店です。2号機のように、中で注水できるのはこちらでシステム構築しますが、外からは道具がこちらには何もありませんから、外部注水する方法は本店本部でお願いするという仕分けになっております」

 

Q:優先順位で一番に4号機のプールとあるが、十七日は3号機のプール冷却のためとなっているが。
A:「午前中に偵察のヘリコプターが飛んだ。それにうちの社員も乗っていて、ビデオ撮影をした。

建屋が破損しているんですけれども、4号機の核燃料プールにどうも水位がある程度ありそうだとわかった。

そのような情報が入ってきたので4号機の優先順位はとりあえずちょっと下がった」

 

Q:3号機プールの冷却は、高圧放水車がやるという話だったが、ヘリコプターが先になった。
A: 「セミの小便みたいですね」

 

Q:放水するときは一時退避することになるのか。
A: 「そうです」

 

Q:その調整とかは。
A: 「本店では全然調整しないで、こちらにどんどん人が突っ込んでくるわけです。

こちらは作業をしたいが、いつから放水するといったら、できないではないか、待っていろとか、こういうやりとりを私が現場でやらないといけなかった。極めて面倒くさかった」

 

Q: 自衛隊や警視庁、消防庁による注水でよかったものはあるか。
A: 「まず機動隊さんは最初に来てもらったが、あまり役に立たなかったんです。それも来るまでにすったもんだして。要するに効果がなかった。水が入らなかったということです」

 

Q:自衛隊は。
A: 「はっきり言って、今から申しますと、すべて意味がなかったです。注水量的に全部入っても十トンとか二十トンの世界ですから、燃料プールの表面積から考えて意味がない

届いているものがどれくらいあったか疑問です。

消防庁は特にそうですが、最初はこういくんですけれども、だんだんホースの先が落ちてくるんです。落ちてきているといっても直しに行かない」

 

Q:あまり消防庁のものは効いていないんですね。
A: 「まったく効いていないです。ヘリコプターも効いてないし、自衛隊さんも申し訳ないけれども、量的には効いていないし、消防庁も効いていないし、機動隊はもともとまったく効いていなかったと思います」

 

Q:高圧放水車は一定の効果はあるのか。
A: 「あるだろうと思っていました。ある意味そのときはこれしかなかった。

だから、本当はそれこそ筒先を内側に何とか持って行って、ドボドボと上から注水したいんですが、揚程(ポンプが水をくみ上げられる高さ)も高さも足りない中で、やらないよりはいいだろう、極端に言うとそのぐらいの感じでいたということです」

 

 

 <二十日すぎから「キリン」や「ゾウ」「マンモス」など動物の愛称で呼ばれた生コン圧送車が放水に活躍。ようやくプール冷却が軌道に乗り始める>
Q:キリンやゾウとかあったがそれはどうか。
A: 「あれはいいです。あれが来て初めてちゃんと注水できたということ。筒先をプールの近くに持っていって入れていますから、ロスがほとんどなくて全部水が入るというのがキリン以降の話。(それまでは)ある意味でやみくも作戦です」

 

Q: やみくも作戦から変わった経緯は。
A: 「要するにぴゅっぴゅん作戦は、効いたとしてもずっと続けないといけないわけです。

すごく大変だし、パラで(並行して)連続注水ができるように考えておいてくれという話はその前からしてあって、その中でコンクリート注入車が使えるのではと本店からあった。

一台とりあえず手配できるという話で、キリン部隊というものを本店でつくってくれた。

その連中が動かし方などをマスターして、やってみたら、やっとそれなりに水が入った。これからどんどん持ってこようということで、自衛隊さん、消防庁さんのお世話にならずにすんだということです」