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この土日、楽しみにしていた谷川・万太郎谷でしたが、事情があって行けませんでした。

折角訪問していただいた方に、代わりに?ブログについて最近思ったことを書きます。

◇本人が死んだあと、ブログがどうなるか、知っていました?
ネットに、そのまま残るんだそうです、いわば墓銘のように…。知りませんでした。
訪れる人もなく、ネットの薮、いやウェブの重層の中に何時までも?そのまま残るなんて…
ちょっとブログに対する気持ちが変わりました。

△ブログを始めたのは、業界団体の役員のころ、会員向けの簡便な広報を検討していたとき。HPよりずっと簡単に、ブログを掲示板代わりに使う方法を、若い会員から教えてもらい、その日のうちに始めたのがキッカケです。

○しかし、なかなか更新が出来ず、しばらくは訪れる人もありませんでした。
そんなとき、HPを立ち上げている友人(きのこ博士)がワンポイント・アドバイスをくれました。
    ともかく写真を張って、文は後からでいいから、と。
それからは楽に更新できるようになりました。目からうろこ、その1。

☆更新を励ましてくれるのは、訪問とコメントをいただくことでしょう。
毎週月曜日にご訪問いただきメールでコメントの、さる殿様など…自分の身辺変化に寄せて、ブログの継続を見ていただいていたのには感無量です。
中学の同級生から見ている、と言われたこともありました。山なんか、全然関係がなく、見ているとは思いもよらなかった人です。うれしいですね。

□文は人なりと言います。
中学同級生の近況報告
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/7825/diary.htm
は、身辺雑記もありますが、それよりも時事や世相についての評論が中心。舌鋒鋭くえぐる短評は小気味よく、なかなかそこまでは言いきれない臆病な私は感嘆しきり。よく勉強しているなと感心もします。音楽つきで、背景も月代わりで変り、おぬし、出来るな。
山の若い友人の写真館(現在は事実上、閉鎖中)も面白い。必ずいっぷう変った写真(たとえば、ちょっと意地悪な視線のペコちゃん像)が入っていて、短いコメントがついている。無口な人柄と重ねて見ると面白いのです。

◎最近、目からうろこ・その2は、さるクラシックの歌手のブログ
http://blog.goo.ne.jp/doli-lido/e/f6a61dbcef1d7a09084e600c1ba9f07e
思いや驚きをそのまま綴った不思議な文章…。ピンチヒッターで合唱指導に来たのが知るキッカケでしたが、まるで人柄そのまんまの文。
初めてのときの挨拶も、ほんとに挨拶抜きで開口一番、
   「えっ、こんなに多いんですか?皆さん、ホントにみんな新潟の人なんですか?」
その次の言葉が、
   「(会館に来る)途中の、あの河辺の藁の小屋みたいな、(丁半賭博の)篭みたいなのは何です      か?」(新潟市はいま大地の芸術祭で、信濃川河畔にモニュメントが置いてある)
そして、こころがそのまま溶け出して広がったような声!ブログの文章もそんな感じなんです。

▽誰かが百名山を達成したことに関連し、「百の山には百の思いあり」と書いていました。百名山にまったく関心のない自分は、はじめ、ホントかしら?百山完登だけを目標に、未だ登ってないというのが最大の動機で登ったのでないか、とも思いました。しかし自ら顧みると、登った一山一山、記憶は加齢と共に薄れる一方、それぞれの思いは残っているのだろうか。
そこで、1つの山の思い出を形にするつもりで、恥ずかしげもなく訳の分からない歌もどきを書くようになりました(作歌経験なしの自己流)。一山一首が目標ですが、歌?は単独行の時は比較的作りやすいものの、なぜか大勢でワイワイ登った時には出来ないのです。


○追伸:冒掲の事情につき何人かからメールなどいただきました。ありがとうございます。
その1つを

   まんたろう ときのながれに みをまかせ まてばかいろの ひよりあるらん  殿様

 さすが、おおらかですね。でも私はまだ凹んでいて、その返歌に

   ながれにぞ のりそこねたる 身の沈み まつかいぞなく 老い行くわれか  ふくろう


写真は、「夏の終わり」。突堤に釣り人の影が見えます。雲と水面を染める夕焼けは美しいのですが・・・