クロネコですよ
はい
またもやいきますよ～
LEGO！
ヤマネコ工房！
「いつもヤマネコツアーズを
ご利用いただき、
ありがとうございます。」
「また来ちゃったよ。
俺もう中毒なのかな。」
「わたくし、
本ツアーの案内役を
つとめさせていただきます、
中野と申します。
よろしくお願いいたします。」
「あ、ついに
名前の設定ができたんだね。」
「設定？」
「いや、何でもないです。
それで、今回のバスは？」
「さすがお客様、お話が早い！
今回のツアーのバスは
こちらになります。」
通称パンダトレノバス
でございます。」
「藤原とうふ店に謝れ！
これはハチロクじゃないし
バスじゃないし
そもそも車ですら無いし
と言うか牛だし
牛にパンダトレノってややこしいし
何なんだあんたんとこの旅行会社！」
「お見事な滑舌でございますね。」
「ありがとう。
で、何？
今回はコレに乗って行くの？」
「いえ、このバスは先導役で
わたくしが乗るバスですので、
お客様がご乗車になるのは
あちらのバスになります。」
「ん？」
「こっちにも
もっと何か気取った名前くれよ。」
「赤べこFD3S RX-7号でございます。」
「ごめんやっぱいいです。」
「それでは早速
出発いたしましょうか。
バスにご乗車ください。」
「なにこれどう乗るの？
またがるの？またがればいいの？
こう？こうか？」
「はい、えっと、そ、はい、
そんな感じで、そうですね、
それでこの辺を掴んでいただいて…」
「あ、こうね。
はいはい…OKOK。」
「それでは出発いたしましょう。
お客様は後追いでよろしいですね？」
「よろしいもくそも
アンタ先導役って言ってたよね？」
「それではバトルスタート！」
「え、何？
何バトルって⁉︎」
んもぉぉぉ～～…
「遅っ‼︎牛おっそ‼︎」
閑話休題
「お客様、中々のドラテクを
お持ちですね…」
「ドラテクって言うか
牛歩いてただけだよねこれ。」
「中々のドラテク…
なか中野ドラテク…ぷぷっ」
「人の話聞けよ面白くねーよ。」
「さあ、お客様、
最初の観光名所に到着しましたよ。」
「はいはい…」
「とうとうここまで来たのか
アンタんとこの旅行会社は。」
「名所であると同時に
用を足す事もできますよ。」
「名所じゃないよ
用を足すためのものだよ。」
「それでは次の名所に
移動しましょうか。」
「名所に行く前に
トイレ寄っただけだと思っとこう…」
「次はヒルクライムで
バトルですよ。」
「何の話？」
んもぉぉぉ～～～…
閑話休題
「やはりお客様のドラテクは
相当のものですね、
まさかあそこで
溝落としをキメてくるとは
思いませんでしたよ。」
「みぞおちキメてあげようか？」
「さあ、お客様。
こちらが次の観光名所になります。」
「あっ今回もダメなパターンだ
いや今回が一番ダメなパターンだ。」
「こちらは小便器の前から立ち去ると
自動的に水が流れるタイプで
ございます。」
「だいたいそうだよ。」
「それでは次の名所に
移動しましょうか。
バスにご乗車ください。
次はダウンヒルでバトルですよ。」
「だからそれは何の話なの？」
んもぉぉぉ～～～～…
閑話休題
「わたくしのドリフトに
ついて来るとは、
やはりお客様は素晴らしい才能を
お持ちのようですね…」
「終始牛で
並んで歩いてただけだってば。」
「そうこうしている間に
あっ、走行している間に…ぷぷっ
最後の名所に到着いたしましたよ。」
「アンタ面倒なキャラになったね。」
トイレでございます。」
「結局全部トイレかよ！
…って言うか、
前に穴があいてて
何か垂れ流れて来てますけど？」
「はい？」
「開閉式になっております。」
「いらんところに芸が細かいな。
あ～あ～あ～…
もう汚いなぁ…」
「それではお客様、
今回のツアーは
これで終了となります。
お帰りは…」
「現地解散だろ。」
「さすがお客様、
お話が早いですね。
それでは、またのご利用を
お待ちしております。」
「誰が来るかッ！
……って言いつつ、どうせまた来ちゃうんだろうなぁ。」
それでは、
またLEGOの世界でお会いしましょう
( ´ ▽ ` )ﾉ