皆さまオハヨウゴザイマス!
先日ロンドンにて、Amazon制作のドラマ『The Romanoffs』のプレミアが開催されました。
このドラマ、『マッドメン』のクリエイター、マシュー・ワイナーの新作とありまして、我らがジョン・ハムがサポートで登場していました!
じゃん!
左がジョン・ハム、右がマシュー・ワイナー(見ればわかる)
ジョン・ハムおひとりで。嬉しくも悲しくも、さみしくも、もうすかりドン・ドレイパーではありません。
先日エミーを3つも受賞して、今やAmazonの看板を背負っている『マーベラス・ミセス・メイゼル』のキャストもレッドカーペットに登場していました!
Amazon、気合入っています!ドラマに直接関係ないキャスト4人もロンドンまで派遣しました!
左から、マーベラスなミセスメイゼルのダメ元夫役のマイケル・ゼゲン、マーベラスなミセス・メイゼルご本人レイチェル・ブロズナハン、父役の元モンクさんトニー・シャルーブ、そして母役のマリン・ヒンクル
ね!すごい力の入れようでしょう!
このドラマ。タイトルからもなんとなく想像つきますが、世界中に散らばる、自分はロシアのロマノフ王朝の末裔だと信じる人たちの話。
8エピソードですが、それぞれ独立したストーリーで、毎回違うキャストで構成されているとのこと。
8つの異なるドラマがフューチャーされるワケですから、これまたキャストが豪華です!主役級が少なくとも8人はいるわけですからね!
『エンド・オブ・ホワイトハウス』なんかのアーロン・エッカート、『バッドママ』のキャスリーン・ハーン、『マッドメン』のクリスティーナ・ヘンドリックス
『マッドメン』のジョン・スラッテリー
『マッドメン』でエリザベス・モスと仕事してたジェイ・R・ファーガソン、『ボードウォーク・エンパイア』のジャック・ヒューストン
『GIRLS』のアンドリュー・ラネルズに、『クローザー』のブレンダの夫ジョン・テニー。
他にも、イザベル・ユペールや、アマンダ・ピート、『マンマ・ミーア!』の若きコリン・ファースことヒュ・スキナーなど、もうものすごいキャストです!
これは楽しみ!必見ですよ。
でもですね、実はこのドラマ、非常に気になるところがあるのです。
実はクリエイターのマシュー・ワイナー氏、『マッドメン』の脚本家Kater Gordonさんからセクハラされたと告発されているのです。(参考:The Wrap)
彼女は、ワイナー氏と一緒にシーズン2のラストエピソードの脚本を書き、エミー賞脚本賞を受賞した女性。当時はワイナー氏の脚本アシスタントだったとのことです。
なんでも夜遅くに一緒に仕事をしていた時に、owed it to him to let him see [her] naked、日本語にするのが難しいですが、たぶん何かワイナー氏が彼女の助けになるようなことをしたのでしょう。「お礼にハダカになってよね」みないな意味合いの事を言ったそうなのです。
彼女はとても惨めな気分になったんだとか。
さらにエミー受賞後、番組を解雇されたそうです。
ワイナー氏はこれを一切覚えていないと否定しています。
セクハラ問題、ほんともう、こんなゴシップブログでどう書いてよいか、本当に悩むところです。
きっと、この言葉だけではわかりえない、色んな状況があったんだとは思います。
お互い親しくなっていて、ちょっときわどいジョークを言いあう仲だったのかもしれないですし、「おまえ、いい加減にしろよ。お前脱げよ!脱いで見せろよ!」みたいな言い方だったのかもしれません。もしかしたら、二人は恋愛感情が芽生えるような良い雰囲気になっていて、その後ダメになったのかもしれません。ワイナー氏は既婚ですし。
前者だったら、ワイナー氏が全く覚えていないとしても仕方のないことですよね。
次のオラオラ系だったとしたら、言葉は覚えていなかったとしても、やましい思いはあるハズ。
良い雰囲気だったとしたら、今頃内心青ざめているかもしれません。
しかもこれ、密室で起きたことでしょうから、あったとも、なかったとも、実証するのは難しいですよね。
どうしたもんだか。
このプレミアも、ヒュー・スキナーなどキャストは数名登場していたようなのですが、ビッグネームのメインキャストは誰も来ていなかった模様。
わざわざロンドンでプレミアですから、本来ならもっと華々しく豪華に開催する予定だったハズ。
皆さん、大事をとってワイナー氏と距離を取っている可能性もありそうです。
そこでワイナー氏に恩義のあるジョン・ハムと、Amazonの顔チーム『ミセス・メイゼル』が派遣されたのかもしれません。
なんだか、色んな事情が見え隠れしています。
何が正解かなんてわかりませんが、ドラマが大好きなわたしが今言える事は、このドラマ、ぜひ観てみたいな、ということ。
散々ググってみましたが、まだ日本でのストリーミングは決まっていないみたいです。
アメリカでは、10月12日からストリーミングがスタートするとのこと。せっかくAmazon制作なのですから、無事観られると嬉しいです。
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