2006-01-14

草原の標識、「オボー」

テーマ:内モンゴルの話
このところ、香港情報ばかりだったので、
今回は内モンゴル、フフホト らしいものをご紹介します。


  <9月の草原>

モンゴルの大草原を思い浮かべてみてください。
360度どこまでもつづく草原。
視界に入るのは、緑の草原と青い空。
聞こえるのは風の音だけです。

そのような何もない草原を自在に移動する草原の人々。
いったい何を見て移動しているんでしょうか?
草?太陽?におい?感?それとも馬に聞く?


  <ホーストレッキング、羊の群れ>

実は草原と言っても平坦な大地が続いているのではなく起伏があるので、
その起伏、小さな山を見ればだいたいの居場所の見当がつくわけです。
近所であれば迷子になることもありません。

それでは、初めて訪れた草原はどのように移動するのでしょうか。
見たことがない地形を見て移動はできません。標識もありません。
でも、実は草原に何もないわけではありません。
便利な目印があります。それは「オボー」です。

  <朝焼けに燃える草原、オボー>

オボー
は小高い山の上のような目立つところに移動の目印として作られたもので、一般的には、岩を積み重ねられ中央と周囲に矛が立てられています。
また、道しるべとしての役割だけでなく、人の集まる場所としても利用されており、祭事の行われる場所でもあります。


  <祭事の様子>

ところで、草原の地平線というのは何km先なんでしょうか?
ちょっと調べてみました。
身長によって変わりますが、成人の平均で約4.5kmだそうです。
思ったより近いですね。
もう少し高い50mの高さから見ると、さらに遠く約20km先まで見えるそうです。

過去に書いた草原に関する記事もたくさんあるので、
よかったら下のリンクから見てみてください。


【草原に関する過去記事】
夢と現実 モンゴルパオと静かな夜
草原の風になりたい 草原の冬
草原の女の子 草原の住所
草原の「春」 ぐるり内蒙古1400km
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コメント

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25 ■近所に

ローマの郊外に住んでいるのですが、家から200mくらいのバスに乗るところって、草原じゃないけど、くさはらで、時々、羊の群れがいるんですよ。
金網がしてあるから、車道までは来ませんが。のどかです。
でも、こういう大きな草原にいる羊たちのほうが幸せでしょうね。

24 ■とりうち さん

動物があまり来てないところなら、ゴロゴロできるかも??
でも、やっぱりちょっと不安・・。

23 ■この指とまれ! さん

埋まるほど雪は降ってないと思いますが、真っ白になってるのかなぁ?

確かにはじめて草原に行った頃は軟弱だったかも・・。
今はちょっとは成長したのかなぁ?

22 ■のほほんさん

まぁ、たしかに話するしかないと思うんですけど。
何か夢のある話でもするんですかね?
将来は羊1000頭飼うんだとか。
イマイチ想像できない。。

21 ■やっぱり素敵ですねぇ

この草原にねっころがってみたいですねぇ(^-^)

20 ■日本の鎮守の森?

人が集まって
お祭りがあって

そんなものかな~?

今は 雪で埋まっているのかしら

過去の草原の記事で
お2人の
草原での成長ぶり?が
わかるようでした



19 ■(〃⌒ー⌒〃) あははは

そうねぇ?(*v_v*)ポッ

お茶も映画もボーリング(?)もないのよねー?

モンゴル昔話でもしてもらおうかしら?

18 ■のほほん さん

オボーでデートして何をしますか?
草原で何をします?

17 ■こめかみ男爵 さん

草原の人達の子供の頃の遊びはモンゴル相撲ですからねぇ。
普段から鍛えられているっていのうはやっぱり強いですよね。
それから精神力というか背負っているものが違うように思えます。
日本人はどこか甘い感じがしますよね。

16 ■ほかを さん

オボーは確かに目印にはなりますが、実は草原の人々は草原で培った感というか草原での方向感覚も持っているんじゃないかなぁと勝手に想像しています。
そんなものが全くない私たちはきっとすぐに迷子になるんでしょうねぇ。

15 ■こちらは

四方山に囲まれた盆地で暮しているので
地平線だけの場所は不安かもしれないわ(;^_^A)

でもオボーでデート体験は良いかも?

14 ■無題

いや。凄いっすね。。。こういう土地で生まれるから、朝青龍は強いんでしょうか?(関係ないのかな・・)一度行ってみたいですね!

13 ■オボー

初めて聞きました。確かに大草原を移動するのに、現地の人はコンパス等使わないですもんね。勉強勉強…

12 ■tk18412004 さん

考え方は全然違うでしょうね。
約束なんかは前日にしたりしません。
直前に電話が来て、「今から行きますけどいいですか?」というのが多いです。
まぁ、電話するだけマシですが・・。
日本で今から行きますだと、その人の居る場所なんかから想像できると思いますが、こちらではできませんね。
3時間後くらいに来ることもあれば、そのまま来ないこともよくあります。
まぁ、そんな人達です。

11 ■Enghe さん

オボーの前でデートって、どんなこと話してるんでしょうねぇ。
羊の話でもするのかな??

10 ■こういう景色を見ると・・・

こういう環境で育ったら、ものの考えかたが全く違うんでしょうね。
セカセカした日本の生活が、間違ってるような気がしますね。
>隣の家が30分、1時間かかったりする
以前に、皆さん自分のきちんとした住所を持っていない、と言うのを読んだ記憶がありますが、なるほど、こういうところで暮らしていたら、住所がないのも、普通なのかな、と思えてきました。
家もたたんで移動するんだろうし・・・

9 ■デートもあり!

内モンゴル人から聞いた話ですが、

「若い男女がオボーで会ったら
 オルグ(馬捕り竿)をオボーに立てる。
 これは愛を語り合っている印なので、これを見たものは
 オボーに近づいてはいけない。
 これは草原の暗黙の決まりである」

だそうです。
「15の月」という曲を聴いたことがあると思いますが、これの別の名前が
「オボーでの約束(デート?)」
です(正確には、こちらが本当の名前だと思いますが)。

8 ■みゅう さん

周りに何もないので、走っても走ってる感じがしないというか目的地が思ったより遠く感じるというか、いろんな意味で面白いところです。
乗馬もいいですが、パオやパオの周りでのんびり過ごすのもよさそうです。

7 ■地平線

360度、どこまでも続く地平線。
想像の世界です。
開放感いっぱいなのでしょうね。

6 ■chiep さん

フフホト市内では道がまっすぐなので、道の先には空があります。
恐ろしいくらいにまっすぐな道です。

草原ではとなりの家が30分、1時間かかったりすることもあるみたいですね。

5 ■玉米 さん

旅行の記事をこなすのが精一杯で、現地の情報をアップしていませんでした。
しばらくは内モンゴル、フフホトなどの情報をアップしていきたいと思います。
それにしても、遠くに写っているチンギシハーン稜を見逃さないとは、さすが玉米さんですね!
オルドスではお酒をたんまり飲まされた悪夢がよみがえります・・。

4 ■BON さん

砂漠のど真ん中に捨てられたらきっと迷子になるっていうのは、想像つきますが、実は草原もそうなんですよね。
モンゴルの人々にとっては、地平線なんてなんでもないんでしょうねぇ。

3 ■素晴らしい・・・

なんだか地平線が見える所に住んでいると“地球”にいるって感じがしますね
セコセコした日本の生活なんて嘘みたい・・・
『隣の芝生・・』的な発想でしょうか?

2 ■ひさびさの

モンゴルネタですね♪

知人に聞いたら、他には太陽や星の位置なんかでも判断するらしいですよ。

私もオルドスでオボーの祭事を見ようとしたら、着くのが遅すぎて終わってました_| ̄|○
こんなことやってたんですねー。

1 ■気になってたんです!!

島田雅彦さんの本でモンゴルを紹介してるのがあって、読んでて疑問に思ってたんです!!
オボーっていう目印があるんですね。
しかも人が集まる場所ということで、ようやく納得しました( ̄▽ ̄)ゞラジャ
草原の地平線かぁ~。
モンゴルならではでしょうねヽ(´▽`)/へへっ

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